7月8日にイスラエルがカザへの攻撃をはじめて以来、状況は悪化の一途をたどっていますね。

発端はガザのハマスがイスラエルの少年を誘拐・殺害したことで、それに対してイスラエルがガザの少年を生きたまま焼き殺したことから、報復合戦に火がついたと報道されています。

しかし、この件に関してはハマスは関与を認めていないんですよね、、、
2週間過ぎた今では兵士を含むイスラエル人の死者は十数人、しかし、ガザでは600~700人、そのうちの大半が市民で3割は子どもだという報道があります。

インターネット、特にTwitterやFacebookを利用する人の数がここ数年世界規模で増えていることにより、戦火からの生々しいビデオや写真などが随時に流れてくるようになっています。
それによると、明らかに一般市民を狙ったり病院や救急隊員に対しても無差別に攻撃を行っているとしか思えないものばかりです。

もともと両者の攻撃力に雲泥の差があり、両端の国境を閉鎖され閉じ込められているパレスチナの人々の犠牲は甚だしく大きいです。

怒りや嘆く市民は、族のけがや死を世界に向けて訴えようと、自ら傷口や死体をカメラに向けてくるというリポートもありました。
市民の報道力もあって、イスラエルのガザへの砲撃の惨状は、今全世界を駆けめぐっている。イスラエルと同盟関係にあるアメリカでも、10万人規模のイスラエル空爆の反対するデモがあったり、チリは、議会で攻撃をやめるまでイスラエルとの貿易を停止する措置を可決しています。

日本でも今週、明治公園で500人規模のパレスチナへの追悼集会があったばかりであり、小さな子どもを抱いた母親など、一般市民の個人個人の集まりのようで、ネットなどで情報を得ていたたまれずに参加したというような声が報道されていましたね。

駐日イスラエル大使館前にも、すでにイスラム教国の出身者を中心とした300人あまりの人たちが押しかけて抗議の声を挙げており、今週末には、新たな抗議集会が呼びかけられています。

7月23日、国連はイスラエル軍の攻撃に対し人権侵害として調査団を派遣することを賛成多数で決定しましたが、アメリカだけが反対を投じ日本は他の16国とともに、この決議に棄権をしています。

一体なんなんだ。。。。。。