ロシアのクリミア編入に関して、アメリカやEU諸国が強く反発していますね。

冷戦以来アメリカとロシアのにらみ合いとなった訳ですが、編入を決めたのが編入されるクリミアなのでロシア側が軍事介入していると言われていますが、果たして他国が干渉するべきものなのか?と思ってしまいます。
いずれにしてもアメリカ側が経済制裁をちらつかせるなど長引きそうな問題なので今後どのような展開になるのか注目していきたいところではあります。

今回のクリミア問題なのですが、長引くことで懸念される事態も考えられるのです。
結論から言えばアメリカ経済の破たんです。
ロシアの姿勢に反対しているアメリカがなぜ破たんする恐れがあるのか解説していきたいと思います。

ロシアは旧ソ連から民主主義国家として変革し20年以上経過しています。
民主主義になったとはいえ、中国や北朝鮮などの旧社会主義、共産主義国家との繋がりがあり、表面上は民主主義となっているものの決してアメリカとの冷戦構造が解決している訳ではありません。

ロシアは経済困窮していたソ連末期から経済的にも安定してきており、多額の外貨を保有するまでになりました。
当然ながらアメリカの通貨ドルは勿論、アメリカ国債も保有しています。

すでに報道でも流れていますが、今回の問題でアメリカが経済制裁するとなればロシアが保有しているアメリカ国債を売却すると報道がありました。
アメリカはリーマンショックから立ち直りつつるものの、ドルを大量に刷ってばらまき、国債も増発して外国に買ってもらっているのが現状です。
ロシアがドルやアメリカ国債を売却したらドルは暴落し、ドル危機に見舞われるでしょう。

またロシアとの関係のある中国はアメリカ国債を世界で一番保有している国家と言われています。ロ中が連携してドル売りを推奨すればアメリカ経済が破綻となってしまうのです。

攻めるアメリカもこのような想定はしているのか分かりませんが、基軸通貨の暴落は世界同時恐慌となる恐れがあるでしょう。
これは同時に自分が予想している結果と日々繋がって来ている気もするんですけどね。。。