日本では昨年から、とあるゲームが猛威を振るっているとすら言えるレベルで流行っています。
そのゲームとは「艦隊これくしょん」。通称艦これです。
歴史上実在した日本軍の軍艦を美少女=艦娘(かんむす)として擬人化すると言う日本人以外の脳からはおそらく出てこない発想のゲームであり、それを大規模なプロジェクトとして展開しようと言う日本人以外は確実にやる度胸がない売り方。
いわゆる「萌え」産業の一部と言っていい作品ではありますが、その人気は本当に凄まじいものがあります。

世界市場で苦戦するウィンドウズタブレットが、日本でだけ異様に売れると言う現象を引き起こしているほどに。

艦これは、それほどPCスペックを要求されないブラウザゲームの一種です。
その一方でこの作品は比較的大きな画面が必要なため、スマホに対応しておらずPC専用です(スマホで遊ぶ方法もありますが裏技的な方法なので省略)。

そしてこのゲームは空いた時間でちょっとやるというやり方に適しています。
こういったゲームの性質に、「スペックはそれほどでもないが持ち運びできるタブレットPC」というデバイスが非常にフィットしたのです。

ここまで見越して艦これと言うゲームが開発された、かどうかは分かりませんが、何せゲーム自体がもし半端な人気で終わったら、このような現象は起こらないわけです。

このゲームがどうして人気になったかもなかなか興味深いものがある訳ですが、、、、

作品としての魅力が十分なのが大前提ですが、社会問題にもなったソーシャルゲームの課金商法を否定し関連グッズ販売で利益を得ようというビジネスモデルが当たっているなど。

ともかく、艦これに牽引されてウィンドウズタブレットは一定の市場を確保できました。
次はマイクロソフトがどうするのかです。。。。