ソチオリンピックでの、初の金メダルが出ました。
好青年という感じの、スマートな顔立ちと身体つきは、日本人離れしたシルエットで、スタイル抜群ですね。
羽生選手は仙台の出身で、東日本大震災の時の被災者だったそうで、一時はオリンピック出場すらあきらめていたので、今回の金メダル獲得は、本人が一番驚いているかもしれません。

避難所生活が続いていた羽生選手は、スケートをすることに罪悪感を抱いていたようで、他の人が苦しんでいるのに、「自分だけがスケートをしてもいいのか」と、いう気持ちが多かったようです。

人生とは面白いもので、現役を引退してスケートをやめようと思った羽生選手が、金メダルを取ることなんて、誰も思わなかったでしょう。

ソチオリンピックでの羽生選手の活躍は、日本だけではなく、仙台を勇気つけ、世界を魅了しました。
これだけの注目を浴びて、仙台という故郷をアピール出来ました。
そして、これから地元で、フィギュアでの復興活動をしていく羽生選手の力強い姿が思い浮かびます。

金メダルを取る前には出来なかったことが、今は出来るようになっていると思います。
周りからの支援も、相当あると思います。
震災を経験しているからこそ、本当に必要なものが何なのかという、初歩的な問題にも直面していける事なのでしょう。

ソチから、あと12年先を考えても、3大会のオリンピックに出場出来る機会があります。
今後の、日本のフィギュアを背負って行くのに、ふさわしい選手になっていってもらいたいです。
ふさわしい選手になっているようにも見受けられますが、もっと成長した姿を日本中に見せてもらいたいですね。

今大会で、現役引退と囁かれている高橋選手も、今回は残念でしたが、実力からしても日本を支えてきた第一人者であることは間違いないでしょう。
実力と貫禄は、日本を背負ってきた証です。
個人的に笑顔で滑っていた姿はとてもかっこよく見えました!

世代交代とともに日本が変わる瞬間に立ち会えたことに嬉しく思いました。
おめでとうございます!とお疲れさまでした!