沖縄県は、最大の勝負の時、結束した意思表示の時だと思います。

仲井間知事の判断は、東京にとどめられた状態での政治権力の大きな圧力の中にあって、苦渋の選択だったのではないでしょうか。
決して沖縄県民の意思を裏切った行為ではないと考えてます。

今の強引な政治権力との対決は、真正面ばかりでは勝ち目はないことをよく知っている人なので、わが身の政治生命をかけてわが身を削って、それまでに結束したみんなの意思が勝つことを見込んでの事だと僕は思えました。

というのも、すぐそのあとの名護市長選挙で必ずみんなの意思が勝つという信念のもと、次の知事選挙でみんなの思いを背負って立つ相手が、わが身を破って勝ち、改めて民意を貫くことを沖縄が望んでいるという大きな意思を伝える機会にしようと、自分の後継にその座を渡そうと考えたのではないでしょうかね。
自分を捨てても沖縄を守ろうと、それほどの強い意志だと素直に思ってしまいました。

アメリカ政府も自分の国が民主主義の国である以上、自国内でこのようなことが起これば強行する事ができないはずですし、それを他国に強要するとするならばそれは帝国主義と言われても仕方がない、世界中が注目している中でアジアの平和を望むならアメリカにもそんな権利はないはずです。
今の日本政府が強行すればするほど隣国を刺激することは目に見えているわけですから、アメリカも沖縄の県民の意思を無視してはいけないと思います。

この国が平和を本当に推進していくためには、わざわざ争いの種をまき散らす事ではなく、国民の貧困を犠牲にして軍備を固める事でもなく、国内の国民を虐げる事は二度とあってはならないはずで、それをこれまで誓ってきたはずです。
今のような態度で国を動かそうとしていては国民の信頼を得られず、これだけの情報社会ですから他国からも支援者が出てきてこの国にもいつかは革命が起きてしまいます。

沖縄をこれ以上苦しめてはいけないのだと、政府はもう一度心を新たに考えるべきだと思ってやまない。。。