ネットでの仮想通貨コインである「ビットコイン(BTC)」はこの数ヶ月で暴騰しており、12月5日には1BTC=1240ドルの最高値をつけ、そのバブルの様子から注意がなされてもいたわけですが、7日午後には1BC=576ドルの最安値と、半値以下にまで暴落したんですよね。

ビットコインの始まりは2009年、日本人の論文によって運用が開始されたといいますが、一種の通貨でありながら通貨のコントロール機関のようなものがなく、発行量は一定としているために2014年に限界となると言われていました。

発行量が決まっており、使う人が増えることで、価値が上がり相場というものが形成され、次第にババ抜きの投機場と化してしまい、2ヶ月あまりで10倍以上に急騰し、総額1兆5000億円相当になったといいます。

ニュースでも扱われ、格闘道場経営者が料金をビットコインで受け取ったまま、放送時時点で1500万円程になっていたとか、日本でもスマフォでビットコインのやり取りをしている様子や、1000万円まで購入したいなどという話を流した矢先の暴落でもありました。

このビットコイン急騰の背景には中国人の個人投資家が多く係わっていたといい、中国大手のネットサービスの百度がビットコイン決済に対応したり、ビットコインで家が建ったなどという情報が流れ、世界の3分の1のビットコインが中国に流れていたともいわれています。

暴落の原因は、中国中央銀行がビットコインの市場流通や使用を否定通知した事や、百度が決済を停止した事により、ビットコインの今回の暴落となったといいますが、最近では少し戻り1BT=700ドル前後であるようです。

しかし、支払いに使われるとしても、これほど相場が乱高下する通貨では、安心して使うにはまだ難しいのかもしれませんね。。。