「北朝鮮で、ナンバー2が失脚したようだ」と報道されています。

現書記の叔父にあたり、後見人らしいですが、ロイヤルファミリーの一員であり、甥が叔父を処分するのは、余程の事がない限りあり得ないと言います。

このナンバー2の側近2名が公開処刑され、本人は姿を現さなくなった。という事らしいですが、韓国からのニュースがソースみたいなので、真偽は確かめようもないのですが。

本人も軟禁されているのか、もしくは側近2名の処分に身の危険を感じ、自ら姿を消したのか。
まだ若い金書記のバックについて、政治に対して、大きな影響を与えていたというので、これが真実だったら政策が大きく変わる可能性があるそうです。
どちらにしろ、今までの政策を転換する為にその当事者から発言権を奪ったと見る事ができそうです。

しかし、今までの政策といっても、思い返すと、これも又微妙でした。
ミサイルを打つとアメリカに威嚇をしたが、認められずにしぶしぶ取り下げる。

しかも、ミサイルでの威嚇に関しては今まで密接な関係だった中国にも相談は無し。
中国自体も、その姿勢に関しては疑問を感じたようですし。

そして、北朝鮮内に於いてはいかにも国のお金が尽きたかのように、イベントは地味になっていた。
今まで、国民に配られていた配給も無かった。だとか、質素な物になった。とか聞きますね。

お金や武力で国民を押し込もうとする政策が出来ない為に、「国民に親しみやすい書記」としてアピールしていたようなのですが、これらが本当に正しかったのかは・曖昧です。

新しい方向へ転換したいというなら、「強硬」なのか「柔軟」なのかどちらか両極端に別れるでしょう。

願わくば、「柔軟」の方向へ転んでほしい、とは思います。
しかし、政策を考えている人間が誰か解らないと予測もできません。
いい意味での新生、北朝鮮を望みます。