アルジェリアの人質事件は日本人の犠牲者も数多く出て、悲しい結果のニュースとなりました。

その、首謀者とされている「ベルモフタール氏は死亡した」とチャドの大統領がインタビューに答えたようです。

しかし、死亡した証拠はあるものの、自爆の為遺体はないという内容でした。
遠いアフリカという地での事件は、日本人が関わらない限りほとんど伝わる事がありません。

あの事件の後も、カメルーンでフランス人の家族がイスラム武装勢力に人質として誘拐され、現在も尚アルジェリアで拘束されているのです。
安否に関しての情報も乏しいままです。

そもそも、マリにイスラム武装勢力がはびこり、それを懸念したフランスが武力介入したことがきっかけで起きたアルジェリアでの人質事件。
マリよりも北の荒涼としたアルジェリアに逃げ込んだイスラム武装勢力が起こした事件でした。

結局一国を武力で守ったとしても、今度は近隣の国に同じような状況がもたらされてしまう。
アフリカの北西部はほとんど無法地帯と考えざるをえません。

こういったことは何もアフリカだけに限らず、他の国でも起きている事です。
しかし考えても考えても解決できるような答えが見つからない、そして、犠牲になるのは全く関係の無い一般人ということだけは変わりないです。

僕自身も何もできない一、一般人ですが積極的に知る事から目を背けず、考える事をやめないようにと心がけていきたいです。