結論から言えば、市場は思ったとおりに動かないということなんです。

昨年末の衆議院選挙での自民党の圧勝以来、急激な円安・株高が続いています。
昨年11月頃まで1ドル80円前後で推移してきた相場があっという間に95円近くまできました。こうなるとマーケット関係者は年内には100円などと言い始めます。

株式も全く同じです。ここへきて日経平均株価は11500円近くまで来ました。
そうすると証券会社は年内13000円とか14000円とか威勢のいい数字を発表しはじめます。
毎年1月最初の日経新聞に経営者とアナリストに年内の株価と為替の予想をしてもらう紙面がりますが、ほとんど当たったためしがありません。(苦笑)

一年先までの予想など不可能なんでしょう。
なので、円安・株高が進むと、市場関係者は直近の予想として上下10%くらいのレンジを示しますが、それは予想でも何でもありません。
半年後1年後を当てなければ意味がないと思うんですよね。

そしてそれは誰にも予想不可能です。
今日本中でみんなが同じ方向にいくと予想していますが、みんなが同じ事を言うときは、すでに潮目が変わっているものです。
これから先どうなるか全く予想できないというのが正直な気持ちです。

僕はむしろみんなが思っている反対のことが起きるような気がします。
ヘッジファンドはそうして利益を上げているので。。