10月12日のソフトバンク株価は急落しました。

スプリント・ネクステルののれん代(1兆円とも、2兆円とも)を新規に借り入れる必要があるからで、国内メガバンクも協調融資を申し入れているらしいけど、大丈夫?と。

ここで米国の携帯電話事業についてを。。。。

契約数の大きい順に、AT&Tモビリティ、ベライゾン・ワイヤレス、スプリント・ネクステル、Tモバイル、メトロPCSの5社あり、つまりソフトバンクは、業界3位を買収するわけです。

ちなみにこの中でも、「AT&Tモビリティ」と「ベライゾン・ワイレス」が2TOPで、海外においては、設備も歴史も知名度も圧倒してて、スプリントの2強との差ははるかに大きいらしいとの事。

アメリカ国内での買収状況を見てみると、連邦通信委員会(FCC)は、厳格な競争状態の維持を求めてるらしく、昨年AT&Tモビリティが4位のTモバイルを390億ドルで買収することに合意した際も、FCCは全米規模の携帯電話会社が4社から3社になると言う理由で認めなかったらしい!びっくりしました。

実際は、司法省が買収阻止の訴訟を起こし、AT&Tモビリティ側は40億ドル(桁違い……)の違約金を支払ったとか。

現在では、そのTモバイルが、5位のメトロPCSに経営統合を持ちかけているようなのですが、これはメトロ株主の利益を損なったとして訴訟を起こされている模様でして…。

要は、少なくともアメリカ国内には、スプリント・ネクステルを買収できるっていうか許される会社は無さそうなんですよね…

そこでソフトバンクなのでしょうか。
最近のソフトバンクは賛否両論分かれますね。
契約数の公開の取りやめから買収に至るまで。。
ドコモさんと違い謎の動きをしているので気になります。