尖閣諸島を巡っての中国での、過去に例のない規模の反日デモですが、デモ参加のほとんどは90後世代のようですね。
20歳前後の若者が中心になってデモをやっているということになるわけですが、現地のトヨタの車体が全焼するわ、日本大使館のガラスが投石で割れるわが日本でも報道されたり、ウェブ記事でも沢山ありました。
ユニクロなどの日系企業は大半が急遽休業、帰国するケースもちらほらありました。

でも間違えてはいけないのは、これは政治の世界での尖閣諸島の領域の主張っていうことであって、それをわかっていたら、自分には関係ないわー、ということになる。
実際のところ、中国では日系企業が多数進出して、現地法人では中国人と日本人が関係することがかなり多くて、ビジネス面で協力しているところもあるという事。
やみくもに、敵対心を持つこともないでしょう。

そもそも90後世代というのは、日本で言うゆとりと同じような感じなのかなと。
自分と同い年の方々も多いのでしょうけど、中国では90後世代は少々忍耐がなかったり、勤労に対するモチベーションが足りないと問題になっているらしい。

働いてばかりの人生じゃつまらないという事のようですね。
企業で淡々と責任を果たそうとする大人の中国人からすると、こういう人たちは雇いづらくなるという。
確かにそんな気もしなくはないけれど、中国のGDPの成長と共にこういった背景もかなり変わってきたと言えるのでしょう。