中東のイスラム教国のあちこちで反米運動が高まっており、リビアではアメリカ領事館が襲撃されるなど、かなりヤバイ状況になっているようで。。。

このきっかけになったと言われているのが、アメリカ人が作ったというムハンマド冒涜映画のようですが、この映画は、動画サイトのYouTubeにも短縮バージョンがアップされ、エジプトのテレビ局で報じられたり、アラビア語で注釈つけられて拡がるとともに反米運動拡大になっているようです。

確かにイスラム教は偶像崇拝禁止で、ムハンマドの顔を描くこともダメだし、ましては自分が崇拝している預言者や神様を冒涜されているような内容だという。
自分みたいに信心深くない日本人にはわかりづらい感情なのだろうけど、きっとイスラムの人にとっては大きな問題だし、許しがたい問題でしょう。

だがしかし。。。。
アメリカ人が、、、と思っていたら、13日のニュースでは、実は作者がアメリカ人ではなく、エジプトのキリスト教一派で少数派のコプト教信者ではないかという話が出てきました。
しかも、撮影した時とセリフの内容をアフレコで勝手に変えてしまったらしい。
事実だとすればヒドい話ですよね。

それにしても、コプト教?ってなんだ?と調べてみたら、エジプト地域のキリスト教で、歴史は1世紀位からある古い分派の1つでした。
イスラム国家のエジプトでは、宗教の自由が謳われているといっても、主流ではないのでかなり窮屈な思いをしていたようだが、その鬱憤を晴らすとしても、もっと別の表現手法がなかったのかなと思う。

自分達だって、キリストを侮辱されるのは嫌だろうに。
上記の事が事実であれば、アメリカはとばっちりを受けたって感じですよね。。。。

実際どうなんでしょうか・・・