海賊船で芦ノ湖を周遊 ー箱根山戦争の名残りが今も残るー

    元箱根港から箱根海賊船に乗って、芦ノ湖を周遊してみた。

 

 

    乗るのは、小田急系の箱根海賊船だ。

    天気はいいのだが、富士山のところだけ雲がかかって見えない。

 

 

 

 

    冬場は空気が澄んでいるので、富士山が綺麗に観える日が多いらしいのだが。

 

    途中で、西武系の芦ノ湖遊覧船とすれ違う。

    そう言えば、箱根海賊船と芦ノ湖遊覧船では寄港する港がまったく違う。

    唯一、元箱根港だけが同じだが、お互いの船着場は随分離れている。

    俗にいう箱根山戦争の名残りだろう。

　箱根山戦争とは、戦後東急（小田急のバックにいた）と西武が箱根観光開発で競ったことをいうが、このことを題材にした小説が獅子文六氏の「箱根山」だ。たしか、加山雄三主演で映画化もされた。東京へ帰ったら、さっそく読んでみようと思う。

 

 

    小舟で釣りをしている人がいる。ワカサギでも釣っているのかな。

 

 

 

    楽しい海賊船での周遊であった。