大阪・奈良で踊ろうベリーダンス!
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今回はちょっとマジメな自分の話。
発表会が終わると、次の発表会に向けての準備が始まります。
と言うか、コロナの前は発表会の1ヶ月前には次の発表会の準備がスタートしてました。
一応、その年毎にテーマを決めて、次回のクラスの曲を決めるとか、場所を決めるとか、ゲストを決めるとか。
今年のテーマは【みんなで踊る】と言う事で、いつもならオープニングとフィナーレが全員参加でしたが、今回はプラス2曲。
いつもより長くたくさん踊ってみんな頑張りました
私の【発表会】の考え方は【Student Show】生徒達が主役のショー。
【発表】とは練習の成果を広く見てもらうこと。またそのような機会。作品などを公にすること。と辞書にあり。
練習をしてきた成果を見てもらうのは生徒。
だから主役は生徒。
主役とは演目の中心や重要性な役割を担う人。
昔お芝居をしていた時に
『役者が来てくれたお客様からもらってるのはチケット代だけじゃない。観てる時間、来て帰る交通費、終わった後にご飯やお茶をするならその時間とそこで使ったお金も自分達がもらってるものだ』
と言われたことがあります。
今は役者ではないですが同じエンタメ畑。
私に根付いている言葉。
発表会が終わってからその年の自分がどうだったのかを考えます。
個人的通知表。
○プロデューサーの私。
発表会の見応えを考えて演目は前回と違うものだったか。
観に来られる方がその時間退屈しない為にどうしたらいいのか。
を考えれたか
私の理想の【Show】の形は
バーー!っと始まってジェットコースターみたいに色々あって、『えっ?終わり?』
時計見て
『結構経ってた‼︎』
そして帰ってからその話が出来ること。
これは終わってから聞く感想でしかなく。
○振付師の私
・曲の世界観に合ってたか
・踊ってる生徒が素敵に見えたのか
・曲と生徒がマッチしていたのか
余談ですが、私はリクエストがない限り同じ振付はしない。
今の生徒が出来ること、特にクラスダンスはこの子だからして欲しい動きで作っているので人が減ると非常に困る笑。振付ノートはその人の名前が書いてたりするので後で見ると胸が痛くなる時がある。もし同じ曲をするにしても振付は変える。同じメンバーなら昔より上手くなってる生徒に昔のままの踊りは失礼かなと思うし、違うメンバーなら人が違うから踊りが変わると思ってるから。
○踊りの先生としての私
踊り終わったみんなが楽しそうだったか、去年よりいい感じだったのか←こちらは私の友人が『○○ちゃんよかったね〜』と言う感想とか、カメラマンのてっちゃんの写真が踊りの先生としての評価
○裏方としての私
生徒が《ダンサー》としてその日1日いれるように踊る。もしくは踊る為にすること以外は私が担えたか。これは主役の生徒を支える事が出来たか。
○エンタメの先生としての私
そして彼女たちがダンサーとして振る舞っていたのか
○スタッフとして、MCとしてお客様にちゃんと楽しんでもらえる対応が出来たか。
私は生徒達はご家族からお預かりしてると思ってるのでうちでトラブルがないように気をつけてます。こっちはお客様から見たスタッフとしての評価とご家族からの信頼が得られるかと言う評価。
ベリーダンスの曲は愛の曲が多い。それを踊るダンサーがご家族がいててご家族を大事にするのはとても大切なことかなと。
○会場で色々してくれてるスタッフさんに敬意が示せてるか。
お芝居をしてる時に行った勉強会の最初に舞台上で起こる事故の話を延々されたり(照明で目が潰れるから出ハケ気をつけなさいから、こういうことがあって死亡事故になったとか)
私たちは基本裸足で踊ってるので怪我しなかったり、足が汚れなかったりはスタッフさんの気配りでしたかない。
私がお芝居してた時はまだスタッフさんは《職人さん》な方が多く『お前の芝居で照明当てれるか!』とか『お前の芝居のどこに音入れる場所があるのか?!』
とか言われてリハで照明入らなかったり、音が出なかったり。
でもそういう方はいいお芝居をするとすごい絶賛してくれる。
今こんな話をしたら
『こっちがお金払ってるのになくないですか?』
と言われるけど多分その時代に必要なお互いの集中力と熱量だったと思う。
今、発表会で踊ってて照明の色が音の途中で変わったり明るさが変わったり、音が絶妙にスタートしたり、大きいけどうるさくなかったりは当たり前だけど当たり前じゃなくやってもらってる所。始まる前から準備をしてもらってる事を忘れてはいけない。
Ay Bellyはカメラマンさんとビデオカメラの方はほぼ同じ方にしてもらってるけどずっと見てきてくれてるからわかる色々なこととかなかなか返せる恩ではないけれど、裏切らず驕らずいたいと思っている。
そして色々したとしても自分がダンサーとしてその場に立っていたか。
こちらもてっちゃんの写真が通知表。
踊ってる時ダンサーとしてその場を楽しむ。お客様を楽しませる。生徒にダンサーとしての姿を見せる。
発表会の日。一番居心地の良い場所は曲が鳴ってる舞台の上。
ダンス以外に何も考えなくていいから。
以前、オーガナイザーをすることになった時、
『あなたはオーガナイザーとダンサーと両立出来ないのだからイベントをする時はどちらかに徹した方がいい』
と言われたことがある。私は器用でないので上手く人を使えない。だから自分でやらなくてはいけなかったわけですが。
我思う。故に我あり。
私は『あなたは何も出来ない。ダメな人間だ』と言われ続けた。
人のそんな評価を間に受けては私は生きていけない。
だって今まで言われてきた評価は『あなたは何も出来ない』なのだから。
ここでネガティヴが過ぎる私の発想としては
「やっていけばそのうち出来るようになるんじゃない?」
終わってからあれもこれも出来てなかったなぁ〜とやっぱり思うけど、今の最善はその時尽くしてる。
1が2になるより
0が1になる方が時間がかかるしとっかかりもない。
やろうとしただけで素晴らしい。
こんな私だから人の出来ないも笑いたくない。
通知表とは言ったものの、反省するより先に次の事が始まるのでこれを踏まえ次の新しいことへ。