写真がおしえてくれること | 毎日がおくりもの

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結婚14年目40歳で初産を経験、しかしやっと授かった息子が1歳10ヶ月の時に胚細胞腫瘍という小児ガンに。
息子はおかげさまで元気になりました。
このときの経験を忘れず あたりまえの日常に感謝し
日々の中で感じたこと 心動いたこと気ままに綴っています。

今年は
息子が退院して5年
わたしたち家族の節目の年であるので

記念に
家族写真を撮ってもらいました。

一部
先に何枚か送っていただき
みせてもらいました。

そのなかに
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この写真。

おとーちゃんの
優しく 穏やかな人柄が
このまんま写し出されている写真。


結婚したころとは違う
歳を重ねた笑顔。


結婚して
22年。
いろいろあったよ。


子どもがなかなか授からず
泣いていた日々

やっと授かった息子の病気で
辛い時間

お互いの父親を見おくる経験

いつも仲良しだったわけではないし

いつも笑っていたときばかりじゃない。


でも いま こんなふうに
笑っていられてよかった。



まだまだ
私たち夫婦はヒヨッコで
今から長い道のりを歩んでいくし
歩んでいきたいから

私の これからのお仕事は
全力で おとーちゃんを
サポートすること。

そんなふうに思えるようになったのは
息子の からだと こころが
今は安定してるから。


最近は おとーちゃんと
いろんな話をする。

最近読んだ本のこと
息子のこと
遊びに行ってみたい場所のこと
最近のニュースのこと
将来のこと
親のこと
仕事のこと

男の人は
外で ものすこくがんばってるよ。

家族で一緒に ごはんを食べ
あったかいお風呂に入って
ふかふかの お布団で
足を伸ばして寝る生活が
どれだけ幸せか 知っている
おとーちゃん。

だからこそ
日々の 暮らしを慈しむことができる
温かい人。



あと何年かしたら
また家族写真を撮ってもらおう。

そのときは
どんな表情で笑っているかな。

私が
あはは‼︎と おっきい口あけて
笑っていられるのは
おとーちゃんの おかげなのだ。

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るみのちゃん
私たちの歴史のなかの
ずっと残したい一瞬を
切り取り残してくれて
ありがとうほっこり