世界遺産#7 マラッカ海峡の歴史的都市群(マレーシア)
4月14~15日(62~63日目)、1泊2日でマラッカへ行って来ました。
シンガポールからマラッカに寄ってKLというルートもあったのですが、KLにベースを構えればちょっとした荷物で行ける(1泊なのでカメラ・Tシャツ・パンツ・タオル・傘 以上)し、バス代も横3席エアコン付の高速VIPバスで片道12リンギ(350円くらい)と格安なので、KLから往復することにしました。
ちなみに出発前には11キロ少々だった荷物が、いまや15キロ・・・・
いったい何が増えたのか、まったく分かりませんToT
さて、それはさておき、まずはマラッカの歴史から簡単にお伝えしたいと思います。
マラッカの歴史、それは占領の歴史と言っても過言ではないかもしれません。
建国は14世紀末、インドネシアからシンガポールを経由して逃げてきた王子がマラッカ王国を建国、マラッカは東西貿易の中継都市として繁栄を極めます。
そのおいしい蜜を吸おうと企んだのがポルトガル。16世紀初頭にマラッカに攻め入り、これを征服します。
ポルトガルによるマラッカ支配はその後130年に及びますが、ポルトガルが推し進めた政策がうまくいかず、徐々に国力は衰えていきます。
そこに次に攻め入ったのがオランダ。オランダは近隣の国を味方に付けてマラッカを攻撃。最初にオランダが侵攻した際は、船18隻に兵士3千人の大軍だったとのこと。
8ヶ月の攻防の末、ポルトガルが降伏。オランダの占領時代が始まります。
それから180年以上に渡り、オランダ統治時代が続き、19世紀初頭からはイギリスの領地となります。
これはこれまでのような争いによる統治国の入れ替えではなく、イギリスが持つインドネシアの領地と、オランダ領マラッカを交換したことによるもの。
その後、第2次大戦中の日本軍による占領の時代を経て、再びイギリス領となりますが、徐々に独立の気運が高まり、1957年に独立を果たします。
(左から、ポルトガル、オランダ、英国。この右には日本の国旗も)
以上、博物館で習ったことをまとめてみました。
このような歴史背景から、マラッカには西洋風の建造物が多く残っています。
ということで、前置きが長くなりましたが、実際に街の様子を見ていただきたいと思います。
まず、マラッカ観光の中心部、Dutch Square(ダッチスクエア)と呼ばれるところ。
青い空に赤が映えて本当にきれいです。
正面が教会。
公園の中心部には噴水。
赤以外にも、街はさまざまな色で彩られており、まばゆいばかり。
きいろ。
みどり。
ごっちゃごちゃ。笑
ちなみに、さっきの黄色いオランウータンの絵が書かれたところでは様々なデザインのTシャツが売られています。
前にマラッカに来た時、ここでTシャツを買い、日本でよく着ていたので、覚えている人もいるかもしれませんね。
関連website(日本語)
http://saga.cool.ne.jp/charlescham/j-orangutanhouse.htm
同(英語)
ほとんどの建物はきれいに整備されていますが、そんな中で遺跡っぽい雰囲気を漂わせているのが、丘の上に建つ教会跡。
夕暮れ時。西日を浴びて薄くオレンジがかり、これまた美しい。
話はそれますが、4月13日~15日頃、おとなりのタイでSongkran(ソンクラーン)と呼ばれる水掛祭りが行われています。
おそらくそれの影響でしょう。マラッカの街角での水を掛け合い、はしゃぐ様子が見られました。
残念ながらデジカメを持っていたため参加出来ず。カメラマンに徹していました。
また話を変えましょう。
マラッカと言えばグルメの街だそう。これもマラッカ訪問の大きな目的です。
初日のお昼はこちら。
チャーシュー飯。
デロン、と吊るされたシャーシューを、おっちゃんがすごい勢いで切り、ごはんに乗せます。
夜はワンタンミー。
こちらのワンタン麺には2種類あり、ひとつは前に見ていただいたような汁につかったもの。「ワンタンミー スープ」と呼ばれます
もうひとつは「ワンタンミー ドライ」と呼ばれるもの。麺自体は汁につかっておらず、油そばのような感じ。それにワンタンスープが付いてきます。
これもなかなかうまかった。
そして極めつけはマラッカ名物というラクサ。
カレー味で辛口のスープ。ココナッツミルクがたっぷり使われているそう。
暑いマラッカならではのスタミナ料理といったところでしょうか。汗をたっぷりかいて元気になります。
しかもこのスープ、牡蠣で出汁をとっているようで、出汁の味がめちゃくちゃうまい!
ちなみにこれらのお店は、マラッカに在住の方のHPに載っていたお店です。
「住んでいる方が勧めるんだから間違いないだろう」
その通りでした。
http://tonyjsp.com/melaka/best/index.html
最後のマラッカの夜の風景をお届けして終わりにします。
この教会は日本でも「宣教師と言えば」でお馴染み、フランシスコ ザビエル教会。
日本にキリスト教をもらたしたザビエルさんは、マラッカから日本に向けて旅立って行ったそう。
しかしなぜかこの教会、ちょっと右に傾いてる様子。
(写真のせいじゃなくて実際に)
街中を流れる川。
泥で濁ってるし、ちょっとくさいんだけど、夜の姿はなかなかきれい。
これがきれいな川だったら言うことなしです。
ということで、2日間の短い滞在でしたが、美景と美食を堪能。ちょっとしたお祭りも体験出来、充実したマラッカ小旅行になりました。
ラストはDutch Squareの夜のすがた。
局留め
宿のパソコンでインターネットが使えるんだけど、写真がアップ出来ないので、マラッカの様子はまた後日お伝えするとして、前に写真取り込み済みのネタをひとつ。
みなさん「局留め」って知ってますか?
おれはつい最近まで知らなかったんだけど、自宅やオフィスなど一般的なあて先で荷物を受け取るのではなく、郵便局あてに郵便物を発送して、郵便局で受け取るというものだそうです。
参考URL
http://www.jp-network.japanpost.jp/services/post/general/index03.html
たとえば海外で何かを受け取りたい時、宿泊するホテルが決まっていればホテルあてに送ってもらえばいいだろうけど、気ままな旅行者の場合なかなかそうもいきません。
そこで、必ず寄る街の郵便局に手紙や荷物を送ってもらえば、そこで受け取ることが出来るというわけですね。
おれはクアラルンプールの中央郵便局あてに、実家からとあるものを送ってもらいました。

ちなみに、インターネットで送り先の住所を探したんだけど見つからず、インドネシアからマレーシアの郵便局に電話をかけて、局留めのための住所を聞き、実際に受け取ることが出来たアドレスを、参考までに記載します。
サンプル:
Mr. Sho Kubota
(Passport Number: TK352xxxx)
Poste Restante(「郵便局留め」という意味)
General Post Office
Jalan Tan Cheng Lock,
Level 2 Dayabumi Complex
50670 Kuala Lumpur
Malaysia
(正しくはJalan Tun Tan Cheng Lockっぽいけど、これで問題なく届きました)
新潟から7日に発送してもらって、11日に着いたとのことなので、所要4日。とっても優秀。
「ちゃんと届くかな」
とちょっと心配してたものを実際に受け取ることが出来ると、やっぱり感動します。
海外だけじゃなく、日本でも使える仕組みなので、家族などにばれたくない受け取り物があるような時にどうぞ。笑

再会#5
昨日になりますが、この旅5度目の再会がありました。
(最近再会ラッシュで嬉しい限りです)
今回のお相手は、親愛なるBrother Felix。
前に勤めていた会社のパートナー企業@KLで働いています。
彼との出会いは2007年。
初めてマレーシアに出張した時に、玄関で一緒にタバコを吸ったのが始まりでした。
当時はまだマレーシア担当ではなかったのですが、それから配置換えでマレーシアを担当することになり、彼と仕事上の付き合いが始まります。
とは言え、お互いそれほど行き来はないので、会ったのは3回ほどでしょうか。
日常のコミュニケーションはメールと電話のみですが、いつも明るくハイテンション、常に週末を待ちわびているおとこ。
ビールが大好きで、「マレーシアに来たらビールを飲みに行こう!!そしていろんなところに連れて行ってあげる」と、いつも言ってくれていました。
どこか似た匂いを感じますね。
残念ながら、前職時代にふたりの願いは叶わなかったのですが、ついに今回それが実現します!
仕事帰りに新車のトライトンで迎えに来てくれ、まずひさびさの再会を果たしました。
それからごはんに連れて行ってもらいます。
いま泊まっているKL中心部から30分ほどでしょうか。
結構市街地から離れているので、地元の人しかいませんが、店内は大盛況の大混雑。
期待が膨らみます。
そしてようやく数年越しの夢が叶う時。
彼が選んでくれた夜ごはんは、
カニにチキンにサテ。
さらにごはんもパンも来ます。
Felix曰く
「楽しむことが1番大事。だからお金なんて気にしないんだ」
とのこと。
その言葉通り、食べきれないほどのごはんと、われらが愛してやまないビールで、全力でもてなしてくれます。
「マレーシアにマナーはない。食べたいように食べるのみ!」
だそうで、テーブルの上の散らかり具合もなんのその。
飲んで食べて笑って飲んで。
宴のあとはこんな様子です。
それから、Felixの同僚(わたしの元取引先)の2人が合流し、バーへ。
翌日も仕事にもかかわらず、全然時間を気にしない彼ら。
そうして楽しく夜がふけていくのでした。
冠記の時
60日目。
大学2年生、2003年の夏休みにKL(クアラルンプール)を訪れたのは前に書いた通りだけど、その時にはまりまくった料理があります。
あまりに好きすぎて、1日3食同じところで食べた日もあったような。
それから2度3度マレーシアには来たけど、寄れるような時間はなく、長年再訪の時を待ちわびてきました。
そして今日、ついに「冠記の時」が訪れます。
前回、地球の歩き方に載ってるのを見て行ったそのお店(やっぱり)。ワンタンミーの名店とのこと。
その名は、
冠記。
メニューはいろいろあるようだけど、迷わずワンタンミー(スープ)を注文します。
(スープの他にドライもあり)
じっと待つ。
待つことほんの数分、おっちゃんが持って来てくれました。
そしてこれが念願のワンタンミー。
さて、まずはスープをひとくち。
うん、
これだ。
この味だ。
あぁ、懐かしい。
そして、それからしばしの間、「冠記の時」をひとり堪能するのでした。


























