映画「最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション」 | 正太のゴリ押し

映画「最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション」

マイケル・ムーア監督の作品群や
ファストフードを3食毎日食べたらどうなるかを記録した
「スーパーサイズ・ミー」など話題になったドキュメンタリー映画は
数多くありましたが

今まで僕が観てきた中でも1、2を争うぐらい笑えたドキュメンタリー映画に出会いました。


舞台はアイスランド
シッギ氏は誕生日に友人からネタで牛のぺニスを貰ったのをきっかけにありとあらゆる、ほ乳類のぺニスを集めはじめる。
すぐに、自宅はホルマリン漬けの瓶でいっぱいになったので
奥さんのススメもあり博物館を開いた。
長年、教師だったシッギ氏は根っからの教え好き!
来館者には親切にそしてあくまでも真面目に説明し向き合ってきた。
200種類を越える標本が並ぶ中
館内には1つだけ何も入ってない瓶があった。
そこにはホモサピエンスの文字が。

そう!
シッギ氏の、長年の夢であり
博物館が完成する最後のピースが人間のぺニス。
とはいえ事は簡単に進まない。
法律上、道義上の問題もあるし、
死後硬直する前に取り出さなくてはいけない。

希望したところで、すぐには収集できない夢の代物。
しかしいろんな所で欲しいと公言してたら
提供希望者が、現れる。
しかも・・・2人!



1人はアイスランド伝説の冒険家・アラソン氏

過去400人近い女性と関係を持ち
90歳を越えた今でもデートする元気なおじいちゃん。
自分の死後、提供する同意書にサインした。

喜ぶシッギ氏だが、アラソン氏が死なないとゲットできないという不謹慎な状態に一喜一憂でもある。

一方アイスランドの博物館が人間のを欲しがってるウワサは
世界中に広まりアメリカにいるトム・ミッチェルという男のもとに届く。

その大きさから「エルモ」と名付けてる
(この時点でだいぶアブない人だけど(笑))
自分のモノを使って

有名人になりたいトム氏は
ナニがなんでも?
もとい、何がなんでも第一号提供者になりたいがため
なんと生きながらにして
切断し提供すると申しでる。

更に展示したあかつきには
こんな箱に入れて欲しいだの、材質はこんな感じがいいだのと
どんどん妄想が膨らみ、
大量のアイデアメールを
コスプレさせたエルモ写メ(かなりアブない人)と一緒にシッギ氏に送りつけまくる。

ドン引きしまくる、シッギ氏と
元気ピンピンなアラソン氏と
妄想し暴走モードに突入したトム氏

展示用のアソコをかけた
三者三様の思惑が絡みあう異常?事態の結末はいかに?

3人とも真剣だからこそゲラゲラ笑えました。
事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもの。
世界にはいろんな人がいます。
刺激的なタイトルですが女性も楽しく観れると思いますよww!

映画「最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション」
8月8日(土)からシネ・リーブル梅田をはじめ全国順次公開されます。