映画「ナイトクローラー」 | 正太のゴリ押し

映画「ナイトクローラー」

扇情的な映像を求めて警察の無線を傍受し
事件や事故現場に急行して撮影しテレビ局に高値で
売りつける報道パパラッチ
それが、、、、
ナイトクローラー。

ルー・ブルームは工事現場に忍び込んでフェンスを盗み転売するような生活を送っていた。
ある日、走行中に交通事故を目撃し
そこに駆けつけるパパラッチを見て
一攫千金を求めて自分もやりはじめる。
盗品を売った金で買った警察無線傍受機をクルマに載せ夜な夜な走り回るルー

とり憑かれたかのように撮影し
テレビ局に売り込み金をせしめるルー。
遂にはより激しい画像を求めて
倫理観や、法律を無視しどこまでも・・


主役のジェイク・ギレンホールは撮影のために2か月で12キロ以上痩せました。

ガリガリで目がギラギラして
誰とも交わらず昼間は家で
自分の撮影した画像が使われているニュースを見ながら、
ひたすらアイロンをかけ、花に水をやるだけの生活。

その狂気ぶりは映画「タクシードライバー」や「ノーカントリー」みたいでした。

ネットだけで、入手したデータを立て板に水のごとく語り相手を懐柔したり論破しようとする男。
今のネット社会において
案外、こういうスタンスの人間が増えてるのかもしれません。

夜のロサンゼルスを舞台に疾走するクライムサスペンス

ジワジワくる怖さがクセになりますよ!


映画「ナイトクローラー」
8月22日(土)からシネ・リーブル梅田 他で全国順次公開