はるひ君からの手紙。 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

はるひ君からの手紙。

6月。

毎週担当しているラジオ

「SALUS all in one(サルオル)」

にお手紙が届きました。

 

以前からメールをくださっていた

「ラジオネーム・はるひの父さん」さんから。

横浜市青葉区のコミュニティFMを

北海道の旭川から聴いてくださっている方です。

 

 

お手紙にはこんな事が書かれていました。

 

コロナの影響が出始めたころ、

北海道でも緊急事態宣言が出され、

はるひの父さんさんも奥様も仕事へ行く機会が減り、

息子・はるひ君も2月の末から幼稚園が休園。

テレビを見ていても気が重くなってしまったとき、

ラジオを聴いてみたところサルオルに出会ったこと。

「不安な時間を楽しい時間に変えてくれました」

この文章だけでも本当にありがたかったです。

 

宣言の中、

はるひ君は無事に卒園を迎え、

4月に無事に小学校へ入学されたそうです。

しかし、それくらいのタイミングで

首都圏のコロナの状況から

サルオルは放送休止になってしまい、

寂しい思いをしていたこと。

 

番組再開を心待ちにしてくださっていたこと。

 

はるひ君は6月に小学校が再開し、

たくましく成長されていること。

 

また番組を聞かせていただきます、と。

番組が再開してすぐに手紙にしたためてくださったのです。

 

 

お手紙には

小学校に入学したばかりのはるひ君からの

絵とメッセージが同封されていました。

はるひの父さんさんにも許可をいただきましたので、

こちらに写真で載せさせていただきます。

 

IMG_0209.jpg

※本名が書かれている部分は隠させていただきました。

 

「サルオルがふっかつしてうれしいです」

のメッセージとともに

私とイッツコムのキャラクター・コムゾー。

そして金曜パーソナリティー・蒲田健さんの姿も。

上に書いてくださったのはご家族かな?

 

 

番組でもご紹介しまして、

その後は今も仕事に持っていくファイルの中に入れていました。

たまに見返しては、励みにしてました。

 

 

そしてこの手紙に

「今」

とても助けられています。

 

再開前の番組でも

元気で会いましょう、とか

愛する人を思いやりましょう、とか

放送でもしゃべっていたんですが、

仕事をしていくにつれて

正直、自分の中でも一杯一杯なところがあって。

 

 

その頃よりも

さらに進んだコロナ禍の状況で

人が人を思いやれない場面や

自分だけが良ければ、という場面。

ストレートな悪意や

善意の皮をかぶった悪意のある言葉、

一方的に何かをぶつけられたり、

陰で言われていることが

思わぬ形で表に出てきたり。

こんな状況じゃなければ何ともないはずの言葉も

なんだか研ぎ澄まされた牙で

かみ砕かれているかのように

心にズシンと来てしまう日々が続いていました。

これは単純に仕事だけではなくて、ですが。

 

で、対面ではなくても

人を相手にするお仕事なのに

その人がちょっと怖かったりする。

悲しいけれど、そんな状況がありました。

 

 

でも。

きっとこんな風に感じてくれる方もいるんだ、と。

どこかで繋がっていられる部分もあるのかなぁと。

正直、立ち止まってしまおうかと思うところから、

何度もお手紙の言葉とはるひ君の絵が救ってくれました。

この場を借りて、

心からありがとうございました

と申し上げたいです。

 

僕の宝物です。

 

 

Twitterも

ほぼ一か月自分の言葉で何か書くのをやめていて、

ブログもちょっとだけ止まりましたが、

再開するときにはまずこの事を書こうと思いました。

 

明日からも

「自分のため」じゃなくて、

何処かで見てくださっている誰かの為に、

お手紙の言葉も胸に

前を向いて、頑張っていこうと思います。