桜花賞。 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

桜花賞。

25日(水)は浦和競馬場へ。

南関東牝馬3冠の第一弾・桜花賞の取材へ。

 

 

今週も船橋・佐藤賢二厩舎!

そしてまた血のロマンあふれる馬が勝ちました。

 

DSC_7541.JPG

本馬場へ

 

DSC_7548.JPG

勝ち戻り、鞍上は山本聡哉騎手

 

DSC_7550.JPG

ピンク色のメンコ&チークピーシーズが浦和で満開に

 

 アクアリーブル 

母のアスカリーブルは

東京プリンセス賞、関東オークスなど

全国各地で重賞を7勝した名牝。

残念ながらアクアリーブルを残して亡くなっています。

 

アスカリーブルの忘れ形見の彼女が

母が南関東の牝馬クラシックで唯一勝てなかった

(ユングフラウ賞Vの後、京浜盃へ 未出走)

桜花賞を制覇。

「母仔で牝馬3冠達成」という

大川アナウンサーの実況もグッときましたね。

 

レースの後すぐ

「緊張した!」と話していた山本聡哉騎手

短期で船橋に来てから

ずっとこの馬の調教に乗っていたといい、

中間の調子の良さも感じ取っていたようです。

チャンスがある、と感じた分の緊張も少々。

今回調教師もスタートを出す指示があったそうで

ユングフラウ賞よりも前目の位置を取る形に。

手ごたえ十分に4コーナーを回った時に

「勝てるかもしれないと思った」そうです。

 

「順応な所がこの馬の良い所だと思います。

稽古では少し臆病な感じでも

レースではしっかり走ってくれますね」

この馬の良さを語ってくださった聡哉騎手。

最後に

『岩手の皆も喜んでくれたかな?』

とポツリ。

どうでしょう、届いていますよね?

 

 

DSC_7540.JPG

2着 テーオーブルベリー 

一度は抜け出したところ、アクアの追い上げにあい2着。

『まだ道中で気を抜く面があり、心身ともに幼いですね。

ただ遊びがある分、距離は伸びていい可能性があります』

と森泰斗騎手は

東京プリンセス賞に向けても前向きなコメント。

 

DSC_7538.JPG

3着 ルイドフィーネ 

『道中もスムーズでしたし、

4コーナーあたりまではやれるかなと思いましたが

間が空いていた分、少し反応の鈍いところがありました』

と笹川騎手。

 

 

さて。

新型コロナウイルスの影響で

全国各地で無観客の競馬が続いています。

 

私、無観客になってから

競馬場に行っていなかったので

今回は初めてその感覚を味わう事になりました。

 

DSC_7515.JPG

 

いつもはバスの往来で賑わう正門。

バスロータリーでは近所のお子さんが遊んでいました。

 

DSC_7518.JPG

 

浦和名物の美味しいモノの「香り」

予想屋さんの「声」で賑わう広場もこの通り。

 

DSC_7531.JPG

 

桜花賞のパドック。

馬主はじめ関係者の方がいらっしゃるので

まったく静かということはないのですが、

それでもこれだけスペースがあって

いつもの賑わう声がない分、

どうしても寂しさを感じてしまいます。

 

DSC_7517.JPG

 

DSC_7519.JPG

 

桜花賞に合わせたかのように

浦和競馬場の正門の桜が満開でした。

みんなでワイワイ、

この桜の下で桜花賞を見たかったなぁと…

どうしても切ない気持ちが湧いてきてしまいます。

 

 

本当にありきたりな、

こんな事しか言えないんですが、

一日も早く、事態が収束する日を。

競馬場に歓声が戻る日を願ってやみません。