JBC浦和を振り返って。 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

JBC浦和を振り返って。

11月4日(月・祝)を振り返って。

いよいよ迎えたJBC浦和当日。

 

浦和駅を降りて、

競馬場へ向かっていくと

チェックポイントのように

「浦和競馬場 徒歩ルート」と

矢印が書いてある紙を持った係の方の姿が。

中間地点のあたりでは、

JBCのロゴが入った

ペットボトルの狭山茶の配布まで!

気分が上がります。

 

1Rが終わったくらいのタイミングで競馬場へ到着。

場内にはすでに沢山のお客様。

1400mのスタート地点あたりには

特設の「立見席」が出来ていたり、

場内の装飾も含めて、華やか。

そして…

 

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↑これでまだ12時過ぎ。

JBCレディスクラシックまで1時間45分。

すでにこれだけの方が浦和競馬場に入っていました。

「見た事のない浦和」がすでにそこにありました。

 

 

まだ詳細は後日、なのですが、

この日は年末に放送される特別番組のロケをしていました。

場内を回ったり、

馬場に入る各馬を見ながら、

あるいはレースの前後に

レポートを入れていく仕事。

またお知らせさせていただきます。

 

…そんなわけもあり、

馬の写真が1枚もありません…(笑)

 

あ、そういえば。

 

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当日はこんな格好で

 

JBC浦和ネクタイにピンバッジ

そしてロゴが入ったネクタイピンもつけて

ロケをしておりました。

 

一緒に写真を撮った

JBCスプリントを実況する

耳目社・やまなかアナ(南関スイーツ部部長)も

同じネクタイ&ピンバッジ。

…これがなかなかムードを高めてくれるという!

 

ちなみに後ろのテントは

報道のプレス向けのスペースになっていましたが、

こちらもちょっと豪華感がありました。

 

 

ここからはレースの話を振り返りつつ。

 

  レディスクラシック 

スタート直後から大きなアクシデント。

モンペルデュの落馬がありました。

ラチがグニャリと曲がってしまう程の接触。

戸崎圭太騎手の一日も早い回復を祈っています。

 

ゴールドクイーンが逃げる展開。

追いかける各馬が少し伸びあぐねる中、

早めにスパートをかけた武豊騎手とヤマニンアンプリメ。

4コーナーでは射程圏。

キッチリと捕らえてゴール。

実はアンプリメ自身も1コーナーの入りでは

少し狭い所もあったように見受けられました。

冷静な武豊騎手の捌き、

そしてトリッキーな浦和コースを見越して、

本番に向けて、

東京盃ではなく

オーバルスプリントを使った

陣営の決断も経験として本番で活かされる形に。

見事な勝利だったと思います。

 

 

  スプリント 

地元馬勝利なるか…

注目を集めたノブワイルドが抜群のスタート。

しかしファンタジスト(武豊騎手)と

コパノキッキング(藤田菜七子騎手)が迫り、

ノブワイルド(左海誠二騎手)はもう一押し出していく形。

かなり厳しい展開になったように思います。

3コーナーでノブを交わすコパノ。

菜七子騎手の抜群の手応えに場内が沸く!

完全に抜け出して快挙か…と思ったそこへ

飛んでくる黒い勝負服の馬…

 

実は

ゴールを過ぎた所でレースを観戦していて、

この「黒い勝負服」をファンタジスタかと思い、

馬の顔を見た瞬間、

小久保厩舎のメンコが目に飛び込んできて…

『ブルドッグボスだ!!』と。

ロケを忘れて、声出してしまいました(笑)

 

地元は地元でも

小久保厩舎は小久保厩舎でも、の立場。

忘れていたわけではないけれど、

ブルドックボス。

この地元・浦和JBCの舞台で大仕事、でした。

 

インタビュー

御神本騎手の笑顔も良かったなぁ…。

 

 

  クラシック 

ワークアンドラブ・笹川騎手が出していき

ピッタリとシュテルングランツ・的場文男騎手。

 

先に書いちゃいますが

ワークアンドラブもこのメンバーの中で

しっかり4コーナーまで喰らいついていて、

おそらく気性的にも

「抜かれたら止める」タイプの馬だと思うので、

見せ場はタップリだったと思います。

これから先も注目していきたい馬です!

 

人気2頭

チュウワウィザードは先行。

オメガパフュームは後ろで脚を溜める競馬。

は、思っていた通りだったんですが、

2コーナーから一気に進出したオメガが

向正面でもうチュウワを見る位置に。

動かすデムーロ騎手も応える馬も素晴らしい。

それが出来ると思ってなかった私、

ちょっとナメましたゴメンなさい…ですね。

最後はこの人気馬2頭の見応えある叩き合い。

デムーロ騎手も喜んでいるように見えたので、

外が勝ったか…と思ったんですが、

首の上げ下げで最後に競り勝った

チュウワウィザードと川田騎手の勝負強さ!

いいレースを見せていただきました。

 

3着には地元・小久保厩舎のセンチュリオン。

レディスクラシックでミッシングリンク5着。

スプリントでブルドックボスが1着。

ノブワイルドも5着に粘り、

このクラシックでセンチュリオンが3着。

改めて厩舎の層の厚さと

本番へ向けての仕上げ力には

本当に脱帽です。

 

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クラシックの表彰式

 

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こちらは最終レース前

 

JBC3競走。

レディスクラシックのアクシデントが

本当に残念でしたが、

どのレースも

コースをどう克服しようかという

ジョッキーの采配が見られたような気がしますし、

浦和コースが持つ難しさが

楽しさに繋がるようなレースが見られました。

地方勢の健闘も目立ち、面白いJBCだったと思います。

 

最終レースまで、

その後のお見送り演奏まで

本当にたくさんのファンの方々が残っていらしゃったのは

レース後の余韻も相まって、グッとくる瞬間でしたね。

 

 

全てが終わって、

場内も暗くなるころ、

浦和競馬場の関係者の皆さんとお話する時間がありました。

皆さん、本当にホッとした表情。

少しの寂しさの後、

「でも明日からも開催ありますからね!」

で、クスっとしたり。

本当に心からのお疲れ様でしたを申し上げました。

 

 

蛇足かもしれませんが。

ファンの頃から

浦和競馬場も好きな競馬場ですし、

場内のイベントや

「マチコミ」浦和競馬コーナーで

JBCのカウントダウンをさせていただいたり、

新スタンドの完成など

競馬場が変わっていく姿も

尽力されてきた皆さんの姿も見てきました。

 

でも実は正直、

直前まで来ても

「どうなっちゃうんだろう」という不安もあったりして、

当日を迎えるまでドキドキしていたんです。

それだけに大変な賑わいをもって、

JBCが終わって見ると…

ちょっと抜け殻のような、

そんな気持ちにもなってます(笑)

この日が来て、終わって、よかった。

 

 

関係者の皆さん、

当日、取材や撮影や、お仕事された皆さん、

そして熱い声援を送ったファンの皆さん、

本当にお疲れ様でした!