マーキュリーカップ | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

マーキュリーカップ

ジャパンジョッキーズカップの余韻も残る中、

あっという間に迎えたマーキュリーカップの時間。


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各馬が馬場に入る頃には

パドックはこの人だかり。

皆さんのパドックを見る目、声が楽しそうで

なんだかこちらまでワクワクしてきます。

 

レースの上位人気は

やはりJRA勢が締めました。

 

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グリム

 

圧倒的1番人気だった グリム 

重賞3勝の実績はこの中に入れば大いばり。

大幅に体を減らす馬もいる中で、

プラス体重で体つきも迫力がありました。

 

パドック見ていて…

そういえば芦毛だったんだっけ、と。

3歳の時より、多少白くなってきましたかね?

 

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ロードゴラッソ

 

2番人気の ロードゴラッソ 

ダートに転じてからは安定した成績。

オープンに上がってからも差のないレースを続けていました。

大人しめの歩き。

 

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テルぺリオン

 

前走でオープン2勝目の テルぺリオン が3番人気。

今日はマイナス12キロ。

こちらもおっとり歩いておりました。

 

★☆

 

ゲートオープンとともに

好スタートを切ったグリムが少し行きかけますが、

外からすかさずコパノチャーリーが先行。

2コーナーでテルぺリオン、ロードゴラッソが迫っていき、

それらを見る形で外を進めたのがグリムでした。

 

4コーナーでコパノチャーリーが後退。

ロードゴラッソとテルぺリオンが前に出たところ。

外を上がってきたのがグリムとノーブルサターン。

最後はグリムが各馬を振り切り、2馬身差でゴール。

2着・ノーブルサターン。

3着は争いを制したテルぺリオンでした。

 

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レース後、武豊騎手のお話。

『枠が内で外に出せるところで出したいなと思っていました。

1コーナーで外に出せてからはいい形で

ペースも流れましたし、手応えよく走ってくれました。

(砂の)深い所とか走りやすい所があるので、

そこだけをしっかりと。

ちょうど今日、これまでに2回騎乗がありましたし、

それも良かったと思います。

 

割と距離に関しては

融通が利くタイプだと思います。

1600以上で2000以上でも大丈夫ですね。

レースの幅が増えてきましたし、

馬がしっかりしてきています』

 

野中賢二調教師は…

『レース前にユタカ君と

地方の馬場にしてはタフで起伏もあるので

あまり攻め過ぎないようにしようと話はしていました。

内もちょっと深いわけではないのでしょうが

あまりいい感じはしなかったので、

出来れば行く馬を活かせて番手でいいと話をしていて

その通りに各馬が飛ばしてくれましたし、

作戦通りになったかなと思います。

 

馬が成長期で充実していますし、

レースぶりも安定しているので、

安心して見ていられました。

 

堅実に走ってくれていますし、

ほぼ賞金の心配はないのかなという所まで来ています。

これからはもう少し力をつけて、

強いところと戦わせていきたいと思います。

ダートのGⅠの層が厚いのは分かっているつもりです。

そういう所に行けるようになってくれればと思っています。

次は体調が問題なければ、

エルムステークスに向かいたいと思います』

 

 

ゴール前

武豊騎手とグリムが前を交わしていく瞬間、

とにかく歓声がスゴかったのが印象的です。

道中のコース取り等も含めて、

「やっぱり武豊(あえて呼び捨て)はスターだな!」

と改めて思わせていただけるレースぶりでした。

 

表彰式でもお話がありましたが、

武豊騎手はクラスターカップにも騎乗予定馬がいます。

となると、

コパノキッキングに騎乗予定の

藤田菜七子騎手との競演、という事に。

ヤングジョッキーズシリーズ盛岡ラウンドもある

クラスターカップデーは、

果たして、どんな盛り上がりになるのか…

 

てか、行けるのか??

帰りは何時間かかるのか!?(笑)

(この日も帰りのバスは渋滞に引っかかりました)

楽しみなようなちょっと怖いような…

ただ、盛り上がる事は必至ですからね。

今から楽しみにしたいと思います。