ヤングジョッキーズシリーズ、スタート!
今日は船橋競馬場へ。
今年最初の
ヤングジョッキーズシリーズトライアルを見に行ってきました。
…が、紹介式には間に合わず。残念。
着いてすぐに第一戦のパドックへ。
今シーズンの
ヤングジョッキーズシリーズ、
JRAジョッキーはそれぞれ皆さんがデザインした
オリジナルの勝負服を着用するとのこと。
ちなみに
今日出場のジョッキーは…
木幡育也騎手 (馬は第2戦のエメラルコザカナ)
横山武史騎手 (馬は第1戦のブラヴューラ)
菊沢一樹騎手 (馬は第1戦のサンアース)
藤田菜七子騎手 (馬は第1戦のポッドキャッツ)
山田敬士騎手 (馬は第2戦のゴールドレインズ)
皆さんそれぞれにこだわりがありそうな?
ちなみに山田騎手に話を聞くと
『(所属する)小桧山厩舎の厩舎カラーがこの色で、
ヴィクトリーの意味も込めてVがいいかなぁと思って…』
とのことでした。
去年は各場によって
何種類かのデザインをを着まわしていたので、
これでより応援がしやすくなりそうですよね。
勝負服にも注目しつつシリーズを楽しみましょう。
★☆
ヤングジョッキーズシリーズTR船橋、
第1戦は1600m戦。
インテンスヒート 山本咲希到騎手が1番人気でした。
外枠から飛ばし気味に先行したアゲマキ(北野壱哉騎手)を
追っていたケイツーフラン(山田敬士騎手)と
インテンスヒートが3コーナー過ぎに交わして前へ。
2頭の競り合いが続くも残り200を過ぎて
インテンスが振り切り最後は3馬身の差をつけて快勝。
2着・ケイツーフラン。
3着には中団後ろにいたポッドキャッツ(藤田菜七子騎手)。
勝ち戻った山本咲希到騎手
去年同様、
自身最初のレースを制した山本咲希到騎手。
2戦目でも5着になり、
レースを終えた後の取材では
『去年も門別の初戦で勝ってから
着外ばかりでしたからね。
いい成績が続くように
一鞍一鞍精いっぱい乗っていきたいです』
とお話されていました。
2着だった山田敬士騎手は
『2着はやっぱ悔しいですねぇ…』と。
いいリズムで4コーナーを迎えただけに
悔しい敗戦になりました。
交流戦にも積極的に参戦。
すでに南関東4場すべての競馬場で騎乗していますし、
先日も特別レースで大穴Vを飾るなど、充実。
『(デビューの頃と比べて)
レースの内容にも余裕が出てきていると思います』
経験値をどんどん蓄えていっているところ。
このシリーズでどんな存在感を見せるか、
とても楽しみにしています。
★☆
第2戦は1800m戦。
大井のルーキー・吉井章騎手のパノラマが1番人気でした
横山武史騎手のゼンノカヴァルリーが行きかけますが、
他の馬もなかなか前へという構えは見せずに
やや前半はスローな流れに見えました。
3コーナーでパノラマとガイディングスター(中越琉世騎手)が前へ。
手応えはガイディングの方がいいものの、パノラマも抵抗。
そこへ外をひとマクリで北野壱哉騎手のシュールダンスも加わり、
直線では3頭の争い。
外のシュールダンスが抜け出し2馬身差をつけてV。
ガイディングスター2着、最後に離されたパノラマも3着は確保しました。
『第1戦と同じ調教師さんで、
初戦では迷惑をかけてしまったので…』
北野壱哉騎手のこのレースにかける想いは強かったようです。
今日初めて乗りに来た、
つまりここは2戦目だった船橋のレースを
見事に制しました。
『次は門別で騎乗です。
大井で右回りは乗っていますし、
しっかり意識をもって乗っていきたいです』
ルーキーでまだデビューしたばかり、
ですが『馬に感謝です』と
とても謙虚にレースを振り返る姿が印象的でした。
4着になったニシノムラサメ騎乗の藤田菜七子騎手。
今日の2戦は3着→4着で27ポイント。
JRA東日本地区のポイントトップに立ちましたが、
なんと去年のこのシリーズから5着以下無し!
1戦目の後にお話を伺った時には
『運もいいんだと思います』とお話されていましたが、
人気薄の馬でも上位に来ており、騎乗ぶりが光ります。
次の門別ラウンドでも大注目です。
最後は2戦の勝利ジョッキー2人で。おめでとうございました。
トライアルラウンドは
11月21日(水)の浦和まで
各地の競馬場で続いていきます。
ぜひ応援するジョッキーを見つけつつ、
暮れのファイナルラウンドをめざす
各ジョッキーの熱戦を楽しんでいきましょう!