4/25 しらさぎ賞・浦和。
朝から土砂降りだった関東地方。
それでも15時半頃
浦和競馬場に着いた頃には青空。
ジャケットを着ていましたが暑いくらいでした。
たまたまとったこの写真ですが、
先頭ゴールの2番の馬『カツカモ』のVで
浦和・小久保智調教師は1100勝達成。
おめでとうございました。
今日のメインは、しらさぎ賞。
転入初戦のコーリンベリー。
鞍上は御神本騎手でした。
注目はなんと言っても コーリンベリー 。
一昨年のJBCスプリント勝ち馬が
大井・的場直之厩舎に転入してきました。
実績的にスピード上位の評価は当然。
加えて、馬場がドシャドシャに渋ったのもこの馬には好都合。
先行有利の馬場でもあり、
さぁ果たして押し切れるのか…。
ラーゴブルー
鞍上には吉原寛人騎手
コーリンベリーとほぼ人気を分け合ったのが
ラーゴブルー でした。
南関東に来て5戦4勝、
敗れた前走も出遅れてわずかな差の2着。
期待の良血馬、ここで花咲くかどうか。
ニシノラピート
鞍上は的場文男騎手…赤くない!(笑)
マリーンカップから
間隔をそれほど開けずに参戦の ニシノラピート 。
それでも毛ヅヤなどはなかなか良くて、
パドックでも元気の良さが目についたほど。
本当にタフな馬なんですねぇ。
サウスヴィグラスの仔!って感じの馬体も
(↑語彙力…苦笑)
とても目を引く一頭でした。
★☆
キレイな一線のスタートで始まったレース。
序盤からやはり内枠4頭が行く素振り。
その中から2・コーリンベリーが2コーナーまでに先頭。
3・スターインパルスが追いかけ、
4・ラーゴブルーがその内で落ち着きました。
3~4コーナーの入り口で
コーリンベリーの内をすくいに出たラーゴブルー。
しかしそれらを後方からマクリを見せた
6・ファイトユアソングが一気に交わしていき直線。
コーリンベリーを抜いて
前に迫ったラーゴブルーもそれに迫り最後は叩き合い。
ラーゴブルーが競り合いを制しました。
2着ファイトユアソング。
3着には中団から脚をつかった12・ニシノラピート。
コーリンベリーは最後一杯になり4着でした。
★☆
勝ち戻るラーゴブルー
これで南関東移籍後は
6戦5勝、2着1回という素晴らしい成績で
重賞初制覇となったラーゴブルー。
父・ハーツクライ
母・ベネチアンドール
先日引退したデニムアンドルビーが姉。
弟には先日の皐月賞でも好走した
キタノコマンドールがいる良血馬です。
レース終わりの
内田勝義調教師にお声かけすると
『血統だねぇ…(笑)
弟よりも先に重賞を勝ててよかったよね!』
と笑顔でした。
3走前に騎乗した戸崎圭太騎手も
この馬の素質を高く評価するなど
もともと陣営の期待もかなり高かったそうです。
騎乗していた
吉原寛人騎手のプレーも光りました。
3・4コーナーでコーリンベリーの内を取ろうと虎視眈々。
外からファイトユアソングがマクってきて
そちらへ気も向けなければならない相手のスキを突き、
ラストは内から突き抜けて来ました。
浦和の小回りでいろんな攻防があった
とても面白いレースだったように思います。
ラーゴブルーはまだ4歳。
牝馬路線に新星誕生…
の予感がするしらさぎ賞でした。