本番前に贅沢な競演 ~金鯱賞~ | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

本番前に贅沢な競演 ~金鯱賞~

3月11日(日)

豪華メンバー競演の金鯱賞を見に

中京競馬場に行ってきました。

 

DSC_0414.JPG

いいお天気!

 

気持ちのいい快晴。

さすがにお客様も沢山入っていて、

普段から中京の常連と思しきお客さんから

『今日は多いね、でもなんかいいよね』という言葉も。

いい熱気に包まれていました。

 

 

チャンピオンズカップ以来の中京。

メインレースまではあちこち動き回りました。

 

DSC_0427.JPG

ジャンプ!(飛んでいるのはメイクアップ)

 

ジャンプレースを障害のすぐ近くで見てみたり…

 

DSC_0430.JPG

内馬場よりスタンドを見る

 

内馬場に初めて行ってみたり…

 

DSC_0415.JPG

お、このメンコは!

 

サイレンススズカ像(実は初めて知った)を見て、

〝あの″金鯱賞を思い出してみたり…

 

 

競馬場の楽しい時間は

本当にあっという間ですね。

メインレースの時間、

パドックにはたくさんのお客様。

 

豪華競演。

写真で有力馬を見てみましょうか。

 

DSC_0455.JPG

3連覇を狙う  1・ヤマカツエース 

 

DSC_0457.JPG

前走の中日新聞杯で重賞初制覇  2・メートルダール 

 

DSC_0459.JPG

完全復活を狙う実力馬  3・ブレスジャーニー 

 

DSC_0443.JPG

こちらもフランス帰り  4・サトノノブレス 

 

パドックを入場から見ていたのですが、

この日のサトノノブレスはやたら品があり、

黒々とした馬体はとても目を引いたのです。

落ち着いていていい雰囲気でした。

 

DSC_0445.JPG

凱旋初戦の  5・サトノダイヤモンド 

 

DSC_0446.JPG

お客さんに愛想を振りまく(笑)

 

サトノダイヤモンド。

単勝の人気こそスワーヴリチャードに譲ったものの

やはりさすがの人気で…

ファンの皆さんにカメラを向けられると

そちらの方を向く王者の余裕?も。

 

直前にはいろいろと

「不安説」みたいなものもありましたが、

パドックに入ってきた瞬間に

個人的には、素人目で『大丈夫じゃん!』と思いました。

心や体の奥の事は分かりませんが

少なくともパドックの様子はいいように感じました。

 

DSC_0449.JPG

ここがラストラン  7・デニムアンドルビー 

 

DSC_0466.JPG

おっとりとパドックを回っていました

 

デニムアンドルビー。

正直、この馬のラストランを見に来た、

といっても過言ではありません。

 

ずっと応援していまして。

オークスで初めて見た時の事、

大雨のローズステークス制覇、

宝塚記念の興奮、

ジャパンカップ好走の驚き…

パドックを見ていたらいろいろ思い出されました。

 

最後のおっとりしたパドックでの姿。

しっかり焼き付けておきました。

 

DSC_0452.JPG

1番人気はこの馬でした 9・スワーヴリチャード 

 

DSC_0474.JPG

コンビ3戦目のミルコ・デムーロ騎手とともに

 

最初見た時の印象が抜けず

いまだにダイワメジャー産駒のイメージがある

スワーヴリチャード。

(本当はハーツクライ産駒です)

有馬記念でも4着と好走するもモタレ気味。

左回りのここでしっかり結果を出しておきたい一戦でした。

 

 

ファンファーレに手拍子が起こり、

まるでGⅠのような場内の空気に包まれながらのレース。

中京のお客さん、やっぱりアツい!!(笑)

 

レースはサトノノブレスの主導権でスタート。

離れた2番手にダッシングブレイズとヤマカツエース、

その外にいたスワーヴリチャード。

少しかかり気味に3コーナーでサトノノブレスに迫ります。

前半を63秒のマイペースで逃げたノブレスを

再びスワーヴが交わしにかかりますが、

ノブレスもしぶとく抵抗。

場内も「おぉ!?」という歓声&ボルテージUP。

そして外からはエンジンがかかった

サトノダイヤモンドが迫る姿に大歓声。

それでも上位までは届かず、

最後はきっちりとスワーヴリチャードがとらえきりV!

今年初戦、しっかりと結果を出しました。

 

デムーロ騎手いわく

『プラス10キロは成長分。

有馬記念のような外を回らされるレースはしたくなくて

前目につけていくレースをした』そう。

少しかかり気味に見えましたけれど、

それでもラストはしっかり脚を使いました。

大阪杯に向けて、まずは視界良好。

 

 

レース後、印象的な姿が。

 

DSC_0483.JPG

引き上げてきたサトノダイヤモンド

 

最後に猛然と追い上げ、

さすが、という走りを見せたサトノダイヤモンドでしたが、

ジョッキーを下した後に何度も後ろ脚を

ゴン、ゴン!と打ち付けるような仕草が。

なんだか『クソッ!』っと悔しがっているような、

俺はこんなんじゃねぇ!と思っているような。

「アホか」って言われるかもしれないけど、

そう思うのが自然と思えるような

仕草と表情だったんですよね。

 

デムーロ騎手の話を聞いていて、

ルメール騎手の話の冒頭が聞けなかったのですが、

知り合いの記者の方に聞いた話では

『リアルダイヤモンドが戻って来たね』

お話をされていたとか。

 

『反応が少し遅かったけれど

ラストの150mは良かったと思う。

反応やレースのリズムはまだ良くなると思う』

(ルメール騎手)

不安説のある中でのこのパフォーマンス。

大阪杯に向けて、

こちらも楽しみが持てる内容でした。

 

 

本番前、豪華競演の金鯱賞。

ひとまず有力各馬は

前向きに本番に向かえる内容や

陣営のお話が伺えたように思います。

大阪杯も非常に楽しみ!

 

…で、この後、

新幹線の停電に巻き込まてるわけですが(汗)

それでも見に行ってよかったです(笑)