1/30 佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ
昨日(30日・火)、
川崎競馬場で
第16回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリが
行われました。
豪華競演!
騎手紹介式の様子
さすがにこの豪華メンバー。
レースの前からすでに華やかな雰囲気も。
この騎手紹介式では、
NAR地方競馬教養センターに在籍し、
今年騎手デビューを迎える生徒さん達が
花束プレゼンターとして登場しました。
紹介式終わりに
様々なジョッキーからアドバイスをもらう機会も。
皆さん時に真剣に、
時にキラッキラした表情で
話を聞いていたのですが…
ルメールさん登場!
そこへクリストフ・ルメール騎手が!
生徒の皆さんにとっては「有名人」でもあり
当然「憧れの先輩」でもあるわけですが、
写真を撮るときの緊張感たるや!
見ていてとても微笑ましい気持ちになりました。
とても貴重な経験をした生徒さん達。
競馬場でお会いできるのも楽しみにしています。
さてレースのお話。
●第一戦 マイスターチャレンジ(C2クラス・1500ⅿ)
マイネルアクスト&矢野貴之騎手
1番人気に推されたマイネルアクスト。
中央未勝利から高知へ転厩し3連勝。
その後、川崎へやってきて2連勝中の馬。
好調な彼はパドックでもなかなかの馬っぷり。
レースは
スタート少しヨレながらも行き脚がついた
サグラダファミリア(桑村騎手)が先行。
マイネルアクストはその外2番手につける展開。
後でジョッキーにお話を伺うと
なかなか行く馬もおらず、道中はややスロー。
出で寄られて後ろからになったエンジェルユー(山口騎手)と
テイクトゥモロー(森騎手)が外から動きます。
しかしマクリ切るまではいかず
直線に入ると一気にマイネルアクストが先頭へ。
内ラチ沿いまで切れ込みながらも
最後脚を伸ばしたヤクマンブルース(下原騎手)の
追撃を体半分しのいで1着ゴールでした。
勝ち戻るマイネルアクスト(馬の顔が柱の陰に…失礼)
『直線抜けてからは遊ぶようなところもあったくらい。
いいときに乗せてもらいました』と矢野騎手。
話を聞きに来た皆さんに
『これで(2戦目)順位が下がったら
みんな来なくなっちゃうから(笑)
また来てもらえるように頑張ります!』とも。
果たして。
●2戦目 ヴィクトリーチャレンジ(B3クラス・1600ⅿ)
戸崎圭太騎手(馬は初戦のティラール)
(実はこのレース
パドック先出の馬も多く、
あまり写真がございません…
なので戸崎騎手の写真も初戦のもので)
2戦目の1番人気は戸崎圭太騎手のラーゴブルー。
中央未勝利からの転入後
C1戦→C1C2の混合戦を連勝。
父ハーツクライでデニムアンドルビーの妹という良血。
最終的には単勝1.5倍の断然人気でした。
レースは…
内枠からサトノワイバーン(岡部誠騎手)が先手、
佐藤友則騎手のリコーモラールがそれを追い、
ラーゴブルーは外目の3番手。
4コーナー持ったままで前をとらえると
最後は後続を突き放して2馬身差との快勝!
道中は5番手辺りにいたアルゴノート(桑村騎手)が2着。
中団から脚を伸ばした
ウインブルースカイ(山崎誠士騎手)が3着でした。
表彰式
2戦を戦った結果は…
初戦を1着、2戦目も4着に入った 矢野貴之騎手 が
77ポイントを獲得して3回目の参戦でシリーズ初優勝!
4着→2着といずれもそこまで人気のない馬を
上位に食い込ませた 桑村真明騎手 が65ポイントで2位。
2戦目を勝利した 戸崎圭太騎手 が54ポイントで3位でした。
優勝した矢野騎手。
お話ぶりに確かに喜びはあったものの、
取材に対して返ってきた言葉からは
逆に気を引き締めなければ、
という想いが伝わってきました。
『こういうレースに出走できるだけで嬉しいし、
まさか優勝できるとは思っていませんでした。
優勝する事で周りからももっと見られるようになるし、
気を引き締めていかないと…
今年こそ戦国時代なので』
去年、初の南関東リーディングに輝き、
やはりファンの立場からすれば
波に乗っている感じがある矢野騎手ですが、
もっとうまい人はいる、と。
1R1Rしっかり取り組んでいかないと、
とお話をされていて。
言葉からは
〝リーディングの重み”のようなものが
感じられました。
おそらくプレッシャーある、
自分に課した課題もある、
そんな中、矢野騎手が2018年をどう戦っていくのか。
楽しみに、注目してみたいと思います。
ジョッキーの豪華競演で沸いた川崎競馬場
今日は馬達の豪華競演…川崎記念!!
10頭ですが「濃い」メンバーです。
こちらも楽しみにしましょう!