8/23 スパーキングサマーカップ | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

8/23 スパーキングサマーカップ

訳あって、

ちょっとバタバタしつつも

川崎競馬場へ。

 

暑い、

とにかく蒸し暑い…

川崎の装鞍所にあるミストに

飛びつきたくなるくらい。

ジトっと、ジメっと。

 

マイスターカフェで

カフェモカを飲んで

気を取り直して

スパーキングサマーカップ

 

 

★☆

 

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ケイアイレオーネ

 

1番人気はケイアイレオーネ

5月の大井記念以来、3か月ぶりのレース。

とにかく超大型馬なので、

馬体重がどれくらいで出てくるかなぁと思っていたら、

久々でもマイナス2キロ。

いつもいわゆる「ツル首」にして

どっしり歩く形がキレイな馬ですよね。

 

 

レースは

そのケイアイレオーネが積極的に先手を取る展開。

リアライズリンクスが気合をつけながら2番手。

ムサシキングオー、オーラゼウス、

外を追い上げるトーセンハルカゼ…

ただ隊列は非常に縦長でレースが進みます。

 

3コーナー過ぎに

早くも後続を振り切ったケイアイレオーネ。

先行馬を交わしていったトーセンハルカゼが

直線でも懸命に差を詰めますが

ジワジワとしか差が縮まらず・・・

ケイアイレオーネが逃げ切り勝ち!

2着にトーセンハルカゼ。

終始内を回ったムサシキングオーが3着。

最後に大外を猛追のミッキーヘネシーでしたが、

ハナ差届かず4着でした。

 

 

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勝ち戻るケイアイレオーネ&的場文男騎手

 

一昨年のこのレースでは

ブルーチッパーにたたき合いの末敗れ2着。

ただ年を重ねるにつれて、

なんだかレースぶりに進化があるような。

これでJRA時代と合わせて6つ目の重賞タイトルです。

 

 的場文男騎手 

『3か月間が空いて、

この暑さなので心配しましたが

順調に仕上がっていました。

少し興奮気味な所もあったけれど、

待機所のところでは落ち着いてくれました。

スタートは普通に出てくれて、

内からリアライズも来ましたが

クビくらい出たのでハナへ行きました。

一頭になると遊ぶ面があるので、

そんな所がなければ勝てるかなと思っていました』

 

そして自身の目標について…

『目標は(1年で)重賞10勝なので、

あと3つ、勝ちたいですね』と。

 

今年7つ目の重賞勝ちで

またしても最年長重賞勝利記録を更新。

もうすぐ61歳のお誕生日なのですが、

レジェンドの勢いは

まだまだ止まりそうもありません。

 

 

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2着はトーセンハルカゼ

 

 岡部誠騎手 

『力は出してくれています。

ただ今の川崎の馬場はなかなか前が止まりませんね。

ケイアイもラストは止まっているんですが

粘られてしまいました』

 

今日はマイナス13キロと

絞って仕上げてきたトーセンハルカゼ。

悔しい2着でしたが、

中央時代から成績の良かった左回りで前進し、

重賞で連続好走を果たしました。

 

 

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目立つピンクの勝負服

 

今年デビューのルーキー・ 櫻井光輔騎手 

このレースが重賞初騎乗でした。

先行勢を見るような位置で運びましたが、結果は9着。

レースの後にお声かけすると

『緊張しちゃいましたが…いい経験になりました』

と笑顔を見せてくれました。

今日のレースに点数をつけるとすれば、と聞くと

う~ん…と考えて

『…60点…ですかね?』と。

 

コンビで今日も含めて5戦して

2勝・2着1回をあげているコスモパープルについて。

『この馬と一緒のレースは

不思議と自信をもって乗れるんです。

今日もレース中は落ち着いて乗る事ができました』

頼れるお姉さんはこの夏に急上昇。

血統的にも遅咲きのタイプで

今後についても櫻井騎手自身も期待されているようでした。

 

重賞初騎乗は終わりましたが、

では、これからの目標等はありますか?

『やっぱりまずは重賞を勝ちたいですね。

それから大きな夢があるんですけど…

佐々木竹見カップに出場したいです!』

デビュー前から温かく見守ってくれている

佐々木竹見さんから表彰なんて事があったら…

『嬉しいですよね!』と笑顔の櫻井騎手でした。

 

積極的な競馬で

川崎以外の競馬場でも

人気以上の好走を見せ、

あっと言わせるシーンもありました。

名前からイメージして選んださくら色の勝負服が

いつか重賞で花咲く日を期待しています!

 

 

★☆

 

61歳の的場さん。

1999年生まれの櫻井騎手。

熟練された輝きと

若さに溢れたキラキラと。

 

帰り道、いろいろ思い出して

なんか「頑張ろう」って・・・(笑)

ジメっとした輝かない汗と

気持ちをぬぐいつつ。