15ブロック。 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

15ブロック。

昔…

小学校か

中学ぐらいだったか、

ふと自分の頭の中の容量が

「プレステのメモリーカードくらいしかない」

んじゃないかと思った事があって。

 

それを友達に言ったら

めちゃくちゃ笑われて。

 

 

プレステのメモリーカード。

1枚15ブロック。

 

信長の野望とか

ウイニングポストとかやるとなると

すぐにメモリーカード1枚分が埋まっちゃう。

(確かどっちもデータセーブするのに

14ブロック使うゲームだったはず)

 

あぁ、新しいの買わなきゃ…

って買いに行って、

安心してゲーム始めるんだけど、

気が付いたら、

さっき引っこ抜いて置いといたはずの

もう一枚のカードがなくなっちゃうの。

で、ちょっと泣きそうになりながら探すやつ。

 

…僕の頭の中はそれです(笑)

 

 

先に迫っている仕事で頭が一杯かと思えば、

ふとした心配事が頭をよぎると、

今度はそれで頭が一杯になる。

誰かのちょっとした一言が引っかかる。

逆に誰かに褒められて嬉しい…けど、

不安になったり。

 

楽しい事があって調子に乗ったかと思えば

しまっておいた心配が出てきて…

 

そのたびにメモリーカードのアイコンは、

明るくなってはそれが消え、

ドクロが出てきて、また消えて…

ハートっぽいのが出てきて、それが割れ…

星出てきて、それが流れ…

だんだん何を書いてるのか分からなくなってきた…

 

↑ほらつまりこういう事だ

要は容量が少ない。

要は要領が悪い。

あ、なんかうまくリンクした…(笑)

 

 

なんでこんな事を書いたかというと…

たぶんメモリーカードのブロックを開けようとしてます。

 

なんだか

もうすっかり大人になったのに

ふとそんな中学生の頃の思考が思い出されて。

でももしかしてあの頃の方が

もっと賢くて、

もっと要領が良くて、

もっと嫌な事も含めて、

毎日楽しかったんじゃないかなーとか。

 

「お前バカだな」とか

もっと汚いコトバとか

「別にー!!」って言って流して

カメの水槽洗って、金魚にエサをあげ、

(生き物係だったんで)

下校の放送で皆に帰りましょう言って

(放送委員だったんで)

それが自分の役目だと思ってて

学校に行く事の目的の一つで、

もしかしたら生きがいで。

それが結構楽しかったんじゃなかったか。

 

 

汚いコトバを

自分がつかもうと思わなくても

目の前に流れてくる時代です。

スマートなはず自分の相棒に

気が付けば心をチクリと刺されたり、

逆に今度は自分が相棒を操作して

流す方になっちゃう時代です。

 

コトバがニュースになって

朝から昼から夕方へ

眉間にしわ寄せて

皆で意見を出し合って

それがまたコトバを生んで。

 

なんだか疲れちゃいますね。

 

 

15ブロックじゃやっぱ足りない。

だからたまにこうして流していこう。

 

…よくよく考えれば

新しいメモリーカード買えば!?

って話なのかもですけど。

スケルトンの、青の、カッコいいヤツ。

急にPS2には、

ギガバイトにはなれないから…ね(笑)