ピカピカ☆ふくしま
そういえば
最近、全然ピカピカ☆日記を書いてなかった。反省。
ということで
個人的にはいろいろ印象的だった
今週のピカピカ☆日本、福島編を振り返ります。
【12月12日(月) 会津若松市】
いつもあさイチのスタジオにいらっしゃる
柳澤さんの地元、会津若松市から。
ご紹介したのは「蒔絵の年賀状」。
地元で400年の歴史を誇る
会津漆器に絵をつける蒔絵の技術を使い、
作られた年賀状はとても豪華絢爛。
金粉や銀粉を使い、
絵を輝かせたり、
絵に立体感をつけたり…
・・・とここまで書いて
お分かりかもしれませんが
モノの写真を撮るのを忘れてしまった
ごめんなさい(汗)
見た目に観覧豪華な蒔絵の年賀状。
お値段は500円台のものもあり、
お求めやすくはなっているのですが、
注文が殺到しているようです…。
そういえば
生中継中に自分も
書かれた絵に
銀粉をのせてグラデーションをつける作業を
体験させてもらったのですが、
下手過ぎて泣けた。
工房の皆さまと。ありがとうございました。
【12月13日(火) 西会津町】
今、高タンパク、低脂肪で注目の食材。
麩の一種「車麩」をご紹介しました。
小麦粉とグルテンだけで生地を作り、
細長い棒に巻き付けては焼き、
巻き付けては焼きを3度くりかえし、
完成させる車麩。
程よく空気を含んだ車麩、
出来立てのものを食べても
フランスパンのように食感はしっかり。
空気が入っていることで
料理にした時に味の浸透もよく、
まるでお肉のような味わいになります。
…とここまで書いてお分かりのように
(以下、略)
だから写真をちゃんと撮っておけ自分。
あ。左端にあるのが車麩です!
(本当に申し訳ない)
中継にご協力いただいた皆さん。
ありがとうございました!
道の駅にしあいづの斉藤さん。
とってもお話の面白いお母さんでした。
すっかり仲良しに(笑)
いただいた「麩ッ活丼」おいしかったです。
「麩ッ活丼」とは
道の駅にしあいづで食べる事のできる
車麩をソースカツ風に仕上げたかつ丼のこと。
(卵でとじたものもあります)
放送でもいただきましたが、
本当に食感はお肉そのもの!ビックリしました!
ぜひ皆さんにも食べて体感していただきたいなぁ…。
【12月14日(水) 小野町】
前日のリハーサルを終え、
明日の雪予報にちょっと不安を感じつつ…
『逃げ恥』を見て寝られない中(苦笑)
外からは雨音が聞こえてきていた。
で、朝起きて、ビックリ。
雪。積もってたー!
しかも早朝には雷も。
この日ご紹介したのは
東堂山万福寺に奉納されている
ユニークな「羅漢像」の数々。
その数なんと465体!
オーケストラを奏でているもの。
お酒を酌み交わし宴会をするもの。
思わずニコっとしてしまうような羅漢像たち。
有名人の奉納もあり、
中継では「上を向いて歩こう」を作った
「六八九トリオ」をモチーフにしたものをご紹介しました。
雪をかぶったりしていないのは
前日に撮影したから(笑)
そして生中継中に
466体目を奉納する瞬間もお届けしました。
中継にも登場いただいた
依頼者・上野さんが
亡くなられたご主人をしのんで作られた羅漢像。
ご主人は学校の先生をされていて、
いつも本が生活とともにあった方。
俳句を楽しんだりと多才な方だったようです。
左手に抱いているのはお孫さん。
お孫さんが大好きだったというエピソードをもとに
像を作られた石材師・水野さんがデザインに加えたもの。
水野さんはご主人の教師時代の教え子でもあり、
想いを込めて制作にあたられたそうです。
ご主人の写真を拝見したのですが、
本当にこの像にそっくりなのです。
上野さんが本番で披露された
「スキーが好きだったので雪の日の奉納に
主人も喜んでいると思います」
というエピソードも素敵でした。
時間の関係で
しっかりとお伝えできませんでしたが、
中継終了後に無事に奉納されました。
協力していただいた皆さん、
ありがとうございました。
【12月15日(木) いわき市】
福島工業高等専門学校=福島高専からの生中継。
主役はこのロボット。
名前は「Hairon(ハイロン)」。
ハイロン…ハイロ ン…廃炉。
実はこれ福島第一原発の
廃炉作業に使う事を想定し作られた
廃炉ロボットなんです。
「廃炉ロボコン」という
原子炉建屋内での作業を想定したロボットで
階段や高所の映像撮影などの
様々な課題に挑戦する大会で
福島高専のHaironは特別賞を受賞しています。
ただ、課題をクリアする事ができず…
そこで中継内で
「廃炉ロボコンリベンジマッチ」として
荷物の運搬→階段を上り→荷物を下ろす
→階段を下りて→スタート地点へ戻る
といういわば「模擬ロボコン」に挑戦!
…実は。
前日のリハーサルまでは、
非常にスムーズに動いていたHairon。
しかし、当日になっていろいろトラブルが…
リハーサルでも途中でマシンが止まってしまい、
制作チームの学生さんも必死になって修理。
正直、声を掛けづらい緊張感の中、
まったく動かなかった場合も想定して
生中継が始まったのです。
結果。
動いた!!
課題もクリア!!
最後にちょっと
足の部分が壊れたりがあったものの
無事にゴールすることができた!
思わずハイタッチする学生さんたちと私。
完全に素のリアクションでした(笑)
自分に至っては
嬉しすぎて涙が出てきた…(汗)
でも、学生さんたちの喜ぶ姿、
チームリーダーの糸井君のたくましい夢を
中継でご紹介できて本当に良かったです。
Haironを作った学生チームの皆さん。
写真右から佐々木君、小松君、
リーダーの糸井くん、根本君。
僕のお隣にいらっしゃるのは、鈴木先生。
本当にありがとうございました!
★☆
さて。
私コサカイの担当する「ピカピカ☆日本」、
今年の担当は今回が最後になりました。
いつもいつも
地元の皆さんに笑っていてほしい
と思って中継をやってきました。
正直、僕なんて目立たなくてもいいんです。
もちろん、しっかりピカピカなモノを
ご紹介するする役目はありますが、
一番は、主役は、地元の皆さんです。
カメラが目の前にあって、
生放送で全国に映っている。
そんな異空間、非日常な時間を
皆さんが「楽しかった」で終われたら、
僕の中ではガッツポーズなんです。
その雰囲気が見てくださる皆さんに伝わり、
少しでもほっとしたり
「ふっ」と笑えたり。
ピカピカなものに興味をもってもらったり。
わずかに9分ほどの
「ピカピカ☆日本」ですが、
そんな風に届いていたら嬉しく思います。
また感想も聞かせてください。
よろしくお願いします。
今年一年「ピカピカ☆日本」の
コサカイパートをご覧いただいた皆さん、
そして登場いただいた皆さん、
本当にありがとうございました!