盛岡競馬場へ! ~2日目、クラスターC~ | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

盛岡競馬場へ! ~2日目、クラスターC~

盛岡競馬場2日目。

クラスターカップ当日です。


週末に見た天気予報は雨。

前日の夜に盛岡市内でも

大粒の雨が降る時間もあり、

お天気が心配されましたが…?


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素晴らしいお天気!


お昼前に競馬場に到着すると、

上空には雲がポツリポツリとある程度。

日差しが暑く感じられるほどの

素晴らしいお天気になりました。

馬場状態もなんとかやや重をキープ。

良かった!



スタンドのプレスルームに行くと

しばらくして古谷剛彦さん登場。

手には何やらおいしそうなドリンク…


…くずまき高原ミルク。


この日場内では

テントやキッチンカーが出て、

べアレンビールなどお酒が楽しめたり、

八幡平・岩手・葛巻のおいしいものが

楽しめるようになっていました。


なるほど。


ということで行ってみました。


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くずまき高原牧場「ミルクで氷カフェ」

僕が選んだのは抹茶味。

飲んだ瞬間にまずミルクが濃いぃ!

甘みも含め、おいしさが感じられます。

なので、まんまスイーツを食べている感覚。

暑さもあったので、パドックを見ながら

あっという間に飲み干してしまいました。

美味しかった!


ミルク効果か…


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これは9Rの3連単


8Rと9R、馬券が的中!(珍しい 笑)

これでクラスターCへの資金ができました。



さぁ、メインレースの時間です。

クラスターC!


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ダノンレジェンド


注目は、なんといってもダノンレジェンド

連覇を狙っての参戦も

積み重ねた実績でここは60キロの酷量。

さて、どうか…

パドックのお客様の迷う声も聞こえてきます。

結果的に人気は、ブルドックボスに譲る形。


装鞍所から馬の右側には村山調教師。

いつも通り落ち着き払ってパドックを歩きます。



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ブルドックボス


ダノンレジェンドをしのいで

1番人気はブルドックボス


デビューから5着以下の無い安定感。

しかも中間には、坂路で自己ベストをマーク。

非常に筋肉質な体が目立ちました。



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ラブバレット!


地元の期待はラブバレット


声をかけてくださったファンの方も

「前走の時計は、

去年のダノンよりも早かったんですよ!」

と熱が入っていましたが、

確かに連勝の内容がとても良く、

充実度は去年以上。

去年以上の内容も期待されました。



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フォーエバーモア


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マキャヴィティ


ダートに転じて安定感あり、フォーエバーモア

前走こそ崩れたものの、

豪快な差し切りでOP勝ちのマキャヴィティ

上位人気となりました。



☆☆


抜群のスタートを切ったラブバレットに

場内も沸いたのですが、

すぐさまスッと内からダノンレジェンドが!

たまにポカのあるゲートもクリア。

ラブバレットと2頭で引っ張ります。


4コーナー手前でラブバレットが

スッと前へ出る構えを見せると

ゴール前のお客様のボルテージも上がります。

「トシヤ、ちぎっちゃえ!」「行けるぞ!」


しかし直線に入ると、

なんとダノンレジェンドが突き放していきます。

正直、ここだけでもだいぶビックリしました。

外からはブルドッグボスも上がってきて、

ラブバレットを交わしていきます。


…で、ここからの

ダノンレジェンドのスピードのノリ。

本当に60キロ背負っているのか?

最後は余裕があるようにも見える

圧巻のパフォーマンス。

あっけにとられる強さとはまさにこの事でした。


2着がブルドックボス。

ラブバレットは去年に続く健闘も3着。

場内からは今年も拍手が起きました。


☆☆



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勝ち戻るダノンレジェンド&デムーロ騎手


…本当に強かったです!

さすがに60キロだし、

ゲートの事もあるし…と

少し評価を下げていた自分を

あざ笑うかのような圧巻の勝ちっぷり。


レース後のデムーロ騎手は…

『(去年より)もっと強かったです。


ゲートもしっかり出て、いいスタート。

ラストまでいい瞬発力でした。


落ち着いているこの馬は強い。

GⅠでも落ち着いていたらいけると思います』


今日みたいにゲートをしっかり出れば、

さらなる大舞台でも好勝負ができる、

という事なんだろうと思います。


デムーロ騎手のインタビュー中に

別の所で村山調教師

『1キロ1馬身と言われているので

4馬身の差は覚悟していた』

と語ったそう。

それでいてこの勝ちっぷりです。

『この後は、東京盃とJBCスプリント。

今年は左回りでもあるので楽しみ』

と、こちらも当然、

先のGⅠを期待させるコメントだったようです。



3着だったラブバレット。

山本聡哉騎手は、

『馬の出来は今年一番でした。

相手に楽をさせないように

プレッシャーをかけるレースをしましたが…

馬はスゴク頑張ってました』

と、とても悔しそうな表情…。


この馬自身も

自分の形で勝ち馬相手に勝負をしかけ、

1分10秒1と自分レースをしたわけなので、

『大健闘!』と称えたいトコロですが、

ジョッキーや陣営にとっては、

本当に悔しいレースだったと思います。

ただ、またどこかの交流で

果敢に戦う姿を見せて欲しいです!



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最終レース前の空


2日間の盛岡遠征が終了。

最後はダノンレジェンドの強さに

ただただビックリさせられたわけですが、

今、文章を書きながら、

改めていい瞬間を見られたなと感じています。


で、いつもそうなんですが、

最終レース前の空・山並み、

そして、そこを走る馬達…

本当にホッと心が穏やかになる瞬間です。


次はいつになるかなぁ…

でもまた近いうちに

お邪魔したいですね。



現地で声をかけてくださった皆さん、

お世話になった皆さんも

本当にありがとうございました!