夏の競馬遠征 ~金沢で読売レディス杯~
世は夏休み。
僕も「あさイチ」は
リオオリンピックや甲子園でお休み。
レギュラー番組も隔週なので
少し余裕あり。
…という事で
夏らしい事をしたいと
思い立ったのが
「遠征競馬」だったのであります。
『いつもだろ』
というツッコミを華麗にスルーして
向かった先は…
金沢競馬場!
実は、先日もあさイチ終わりで立ち寄り、
金沢スプリントカップを見たのですが、
今日は、牝馬の交流重賞・
グランダムジャパンシリーズの
読売レディス杯が行われる事もあり、
もう一度じっくり散策しようと
やって来たわけであります。
到着後すぐのレースは、3R・2歳新馬戦。
2頭の取り消しがあって4頭立て。
パドックも少しのどかな感じが・・・。
ド派手な尾花栗毛のサッキーヘラクレス。
ゲート入りをだいぶ嫌がっていたものの、
スタートが切られてしまえば
スピードの違いを見せて快勝。
金沢の中でもトップクラスの素質あり、とは
地元のトラックマンさんの評でありました。
新馬戦を見終わるとお昼時。
かねてより、
噂やツイッターで情報をいただいていた
金沢競馬場内のお寿司屋さん
「金澤玉寿司」さんに行ってみました。
追加で頼んだ甘海老やらタイやら
この他にもサバ3貫を食べたのですが、
どれももうビックリするくらいのおいしさ…!
競馬場の中でこんなに
本格的なお寿司が食べられるなんて。
ウワサで聞いていた通りの驚きでした。
大満足でした…!!
この日は交流重賞当日とあり、
南関東から平場のレースに参戦のジョッキーも。
川崎・藤江渉騎手&ラスカルキッド
川崎・瀧川寿希也騎手&ステイクロース
瀧川騎手は、9R・コスモマイギフトで勝利。
内をうまくさばいてくる好騎乗でした。
この日は、メイン以外にも注目レースが。
10Rは2歳馬の準重賞・くろゆり賞。
ヴィーナスアロー
人気を分け合った
ゴールドハリアーとの叩き合いを制し、
3連勝を決めたヴィーナスアロー。
最後は余裕も感じさせる勝ちっぷりでした。
そして、メインレース。
読売レディス杯。
南関東からは3頭が参戦。
リボンスティック
そして、兵庫勢。
トーコーヴィーナス
さらに牝馬重賞ではおなじみ…
迎え撃つ地元勢の有力馬達。
人気はトーコーヴィーナスが集め、
連勝中の地元馬・オープンベルトが続きました。
スタートダッシュを決めたのは、
去年の覇者・エトワールドロゼ。
トーコーヴィーナスと
オープンベルトが半馬身の間隔で続きます。
4コーナーに入ると
内からケンブリッジナイスが加わり4頭一団。
直線。
トーコーヴィーナスが振り切って先頭。
内でエトワールドロゼが粘りますが、
大外から一気に飛んできたのは
3コーナーでも後方にいたアルカナ。
これが2着に届きゴール。
兵庫勢のワンツーフィニッシュとなりました。
トーコーヴィーナス、口取り
前走・兵庫サマークイーン賞では
最後の最後にディアマルコの強襲にあい2着。
『凄く悔しかったですね』と振り返る大山騎手。
そこから中10日での出走になりましたが
軽めの調整で疲れもなく仕上がっていたそう。
今回はきっちりと結果を出し、
大山騎手自身も久々の重賞制覇となりました。
ここを勝った事で、
当然次は9月1日の名古屋・秋桜賞へ。
ディアマルコも出走してくるでしょうし、
再戦が楽しみになりました。
ちなみに
陣営のお話によると
地元だとパドックなどでイレ込む事もあるものの
遠征のレースだと落ち着いていて
真面目に走ってくれるそうです。
覚えておきたい特徴ですね。
2着のアルカナも
今日の馬場を考えると
素晴らしい追い込みを見せてくれました。
これももし重賞路線を歩むのであれば楽しみ。
兵庫のA級馬たちには
本当に力のある馬がそろっているんだなと
改めて感じられる結果になりました。
金曜日はその金ナイターで
重賞・摂津盃が行われますし、
こちらも注目の一戦になりそうです。
さて、最終レースには、
金沢が誇る現役トップクラスのこの馬が!
1月の報知オールスターCを制した
グルームアイランドが登場。
単勝1.2倍の断然人気を集めましたが、
スタートダッシュがソコソコな感じで
馬群の中を追走する形に。
ラストは外に出して差を詰めたものの
ホンのわずかの差でヒロノプリンスに届かず…。
残念。
こちらはおそらく、
来月のイヌワシ賞が目標。
巻き返しを期待したいところです。
…ということで
じっくりたっぷり金沢での一日を
楽しむ事ができました。
いろんな方ともお会いする事ができ、
中には「ツイッターを見て会いに来ました」と
言ってくださる方までいて恐縮でした。
皆さん、ありがとうございました。
ちなみに…
来週は盛岡競馬場にお邪魔する予定です(笑)