川崎記念を振り返る | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

川崎記念を振り返る

川崎記念、当日。


現地・川崎競馬場で

イベントに出演させていただきました。


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たにももさん!


谷桃子さん

実は、去年の川崎記念当日も

イベントでご一緒したのでした。


リニューアルされた2号スタンドの話、

オリジナル地ビール・ロジータビールのお話

(実は…イベント前に

少しだけ飲ませていただきました 笑)

そして、川崎記念の予想。


2部構成だったイベントは

あっという間に終わってしまったのでした。


現地で集まってくださった皆さん、

ありがとうございました!

そして、たにももさん、

お世話になりました!!



…ちょっと日にちが経ってから

このブログを書いていますが、

レースは今思い出しても

興奮がよみがえる熱戦になりました。


最後は

ホッコータルマエ

サウンドトゥルーのマッチレース。

迫るサウンドを

タルマエがアタマ差だけしのいでV。

持ち前のしぶとさで

GⅠ10勝目をつかみ取りました。


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パドックでのホッコータルマエ



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引き上げて来たところ



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タルマエさん、少し誇らしげ…ですか??(笑)


西浦調教師

『秋になってから(GⅠ)10勝が

頭から離れなかった。

なんとか早く(達成したい)という想いだった。

力はあるのになかなか勝ちきれずに

もどかしいレースが続いていた。


(今日のレースについて)

幸Jが馬を信じて焦ることなく

いいタイミングでレースを進めてくれた。

安心してみていられた。

(最後は)頑張れ、頑張れ!と…』


いつも冷静にお話をされる

というイメージがある西浦調教師。

ただ今日は、お話から

感慨深い思いが伝わってくるようでした。


そして、幸騎手

嬉しさとホッとした思いがある、

とお話をされていましたが、

印象的だったのはライバルのお話。

陣営がよくお話をされているように

ホッコータルマエは

使って使ってよくなるタイプの馬、

それだけに秋2戦の敗戦よりも

使いながら秋3戦目となった

東京大賞典での敗戦は

特に悔しさもあったようです。


『大賞典で負けたときは悔しかったです。

(コパノ)リッキーは倒したけれど

後ろ(サウンドトゥルー)に負けてしまった。

自分の馬が止まったわけではないのに

負けてしまったので』


大賞典の後も幸騎手は、

秋に力をつけて来ていたサウンドを

レースの前から

脅威に感じていたことを話していましたが、

川崎記念でサウンドに勝った後でも

その思いは変わらないようでした。


『(これからのレースでは)

前にリッキーがいて

後ろにサウンドがいるので…

考えることは多くなりますね』


王者でありながらも

絶対的、とも言えない。

それだけ力のあるライバルがいる。

そのライバルの動きも考えながら、

どのように手綱を取るのか…


実は、この日のレースでも

2周目の3コーナーで

微妙な駆け引きがありました。

内でパッションダンスが後退。

そこへタルマエが外を上がっていき…

タルマエの内にいたサウンドトゥルーは

パッションを捌くができず、

一瞬追い出しを待たされる形になりました。

幸騎手がサウンドを締めたのかどうかは、

大型ビジョンの映像だけでは

正直、分かりませんでしたが、

このタイミングが勝敗を分けたといっても

過言ではないような気がします。


今後もライバルとして戦っていくことになる

ホッコータルマエサウンドトゥルー

そして、今日はいなかったコパノリッキー

ライバル同士の戦いはもちろん、

それぞれのジョッキーが

どのような騎乗で勝ちへ向かうのか。

注目すべきポイントが沢山ありそうで、

次の対戦が今から本当に楽しみです!


ダート界、今年もアツい…!