夏競馬、2歳Sを見に。その2・小倉編 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

夏競馬、2歳Sを見に。その2・小倉編

2歳ステークスを見るべく、

各地を飛び回った先々週&先週の日曜日。


9月7日(日)の朝の便で移動し、

小倉競馬場まで出かけてきました。



・・・・

そういえば、

今回はスターフライヤーの便を使って、

北九州空港まで移動しましたけども

座席の前に一人一つモニターがあるし、

無料ドリンクでタリーズのコーヒーに

チョコレートまでついてくるし、

ちょっと感動しちゃったのでした。

(単純!…苦笑)

もう苦手だった飛行機は、

好きに変わったといってもいい(笑)

・・・・


話を戻して。


小倉競馬場!



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競馬場に入って、

まず施設がテレビで見た以上に大きく感じて、

かつ、とてもキレイな事に驚き!

見やすいパドックに感激。

そして、コースに出てみると

馬との近さに気分は高揚…

…すっかり、小倉が好きになりました。

(単純っ!!笑)



パドックで馬を見て、

馬券を買ってレースを見る。

いつもの流れを追いながら、

馬が近いのが嬉しくて、写真も撮りまくり。



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↑ レディパステルの仔・フィラデルフィア



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↑ 端正な顔立ちに見えた、ワキノハクリュウ



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↑ 馬の形が素晴らしかった、サウンドクラフト


本当にちょっと後ろの方にいても

いろいろと細かいところまで観察できる、

素晴らしいパドックだと思います。

…馬券につながらないのは、

自分の観察力のなさ、という事で・・・(汗)



サウンドクラフトに心奪われた新馬戦は、

マンハッタンカフェ×キュンティアの仔、

オディールの弟にあたるクレストがV。


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↑ 勝ったクレスト(頂点・絶頂って意味だそう)


パドックでは発汗がスゴいし、

ちょっと集中を欠いているような感じ。

騎乗した松若騎手も“精神面の成長”を

課題の一つとして挙げていました。


レースぶりも2番手から抜け出したものの

『ずっとフワフワしながら走っていた』そう。

ただ『馬が来たら、来た分だけ伸びてくれた』と。

自身はまだまだ子供っぽい面が残る中での勝ち。

今後の成長も楽しみです。


ちなみに橋口調教師は、

『長い所を使っていきたい』とお話していました。



9R・若戸大橋特別では、

武豊騎手が、復帰後初勝利を挙げました。


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↑ 戻って来た武豊騎手&キングストーン


ジョッキーご自身はいたって冷静だったものの、

やはりファンは待っていた!という感じ。

ウィナーズサークルの周りに集まった皆さんから

大きな声援や「お帰り!」の掛け声が飛んでいました。



メインレース。

小倉2歳ステークス。

いつもだったら、大体応援する馬を決めて、

パドックを眺めるのですが、

今日はね…どうしても決まりませんでした(苦笑)

頭の中をいろんな馬の名前や姿がグルグル…。



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↑ タガノアザガル


キビキビと歩き、

いかにも短距離馬!って雰囲気があった

タガノアザガル…

悩みに悩んでこの馬の単勝も購入。



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↑ スノーエンジェル


前半は、少しだけカリカリしていた?

スノーエンジェルは、踏み込みがしっかり!


…ちなみに。

この馬は千葉サラブレットセールの上場馬。

セリの時の事を思い出してみたりして…


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↑ セリが終わった直後のスノーエンジェル



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↑ セカンドテーブル&義英真騎手


今年のルーキーの中でも、

乗り鞍の多さで他のジョッキーを上回る義J。

しかも人気薄の馬でもしっかりと結果を出し、

高配当を演出する事も多々。

やっぱり、抑えておかないと!


…結果、迷いすぎて馬券もチグハグ。


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↑ 暑い…


ゴール前でレースを見ようとすると、

ド正面に太陽が上がっており、灼熱!

応援馬券をどう買うかに頭を使い、

レースが始まる頃には、ポッポしてましたが(笑)

大外まで広がっての攻防は、見ごたえたっぷり!


勝ったのは、オーミアリス



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↑ どこか誇らしげ(笑)


レース前の陣営コメントなどを見ていると、

馬体減を心配していたようなのですが、

マイナス2キロでの出走に。

ただ、パドックで一番大人しく歩いていたのは、

この馬だったと思います。


『あそこまではじけてくれるとは思わなかった』

という国分優作騎手は、これが重賞初勝利。

『まだまだ未熟で勝ちきれない事も多いけれど、

努力を重ねて、応援されるジョッキーになりたいです』

喜びももちろんあるんでしょうが、

冷静に、しっかり前を見据えて、という感じでした。



…やっぱり、馬券は残念な結果に(汗)

ただ、素晴らしい施設を誇る競馬場で、

ゴール前まで手に汗握るレースを見る事ができた上、

お父さんの影響で競馬が好きだという、

小学生くらいの男の子にサイン&握手をしたり。

ファンの皆さんにも温かく声をかけていただき…

帰る頃にはすっかり小倉の虜に(苦笑)


夏競馬の終わり。

小倉に来ることができて、本当によかった。

さ、来週からは秋競馬!

…と、負けを忘れてあっという間に(笑)

前を向く事ができそうです。