桑島孝春記念
9月3日(水)。
船橋競馬場で行われたのは、
地方競馬で通算4万201回騎乗。
4713勝を挙げた船橋が生んだ“レジェンド”
桑島孝春さんの名前がついた
『桑島孝春記念』
レースを前に場内で行われた
桑島考春さんのスペシャルトークショーに
グリーンチャンネルキャスターの荘司典子さんと
MCとして参加させていただきました。
トークショーの中で意外だったのは、
桑島さんが逃げの戦法を
実はあまり好んでいなかったというお話。
馬に負荷がかかるのではないか、と
思って乗っていた事もあったそうです。
プレザントだったり、
シスターエレキングだったり…
“逃げ”というイメージもあっただけに、
とても興味深かったです。
森泰斗騎手、石崎駿騎手…
船橋のジョッキーには、
上手で一生懸命頑張るジョッキーが
沢山いるというお話。
若手では笹川翼ジョッキーのお話も。
そして、
船橋のナイタースタートへ向けてのお話…
短い時間でしたが、
本当にいろんなお話をしていただきましたし、
直接、質問させていただける貴重な経験でした。
『桑島孝春記念』を制したのは、
船橋所属ジョッキー・石崎駿騎手が手綱を取った、
モズブラックアイ。
これで船橋コースは、
12戦11勝・2着1回という抜群の安定感!
いつも僅差で勝つ、という強みも活かし、
クラス上がりもクリアしての勝利でした。
桑島さんも
モズブラックアイについて
『あんな感じの
(道中もリズムよい)
レースができているとロスがない。
先行にこだわっていなくて、
自分のレースをする馬。
強い相手とも戦う事ができると思う。
個人的には、好きなタイプの馬です』
と称えておりました。
表彰式。
石崎駿騎手は、桑島さんについて。
『(桑島さんが)船橋で乗っている時は、
調整ルームが隣だったので、迷惑もかけて(笑)
いい先輩です』と。
式の後にも笑顔で言葉を交わしていました。
記念すべき、第1回のこのレース。
実は桑島さんのいない予想トークショーの中で
『ぜひ、重賞に!』という話をしたのです。
ぜひぜひ“レジェンド”の名を残すレースを
大きく、大きく残して欲しいと思います。