ピカピカ☆日本 ~茨城編~を振り返る
小学校の時、
夏休みの宿題は最後の最後にやるタイプで…
8月31日の夜に泣きながら日記を書いたり、
某小学生新聞に掲載されていた
“!夏休みのお天気表”を頼りに
お天気を書き込んでいたりした。
つまり。
何がいいたいかというと。
筆不精なのである。私は(笑)
ブログをほったらかしにするのも仕方ない。
…と開き直ってみる。
27歳の夏。
ここは夏休みの宿題とばかりに、
溜まりに溜まったブログを更新してみようと。
まずは、
8月の頭に出演した『あさイチ』の
中継先の事をふり返ってみようと思う。
【8月4日(月) 茨城県・常陸大宮市】
主役は、西ノ内和紙。
江戸時代から350年の歴史があり、
あの水戸光圀が名前をつけたという和紙。
その和紙を作って、糸を作る工程。
さらに出来た和紙の糸と
絹や木綿の糸をを併せて作られた着物を
中継でご紹介しました。
この日僕が着させていただいた作務衣も
西ノ内和紙の糸を使って作られています。
ふんわりとした風合いを持ちながら、
紙を使っている分、長持ちもするという。
絹や木綿の糸が貴重だった時代の
先人の知恵、とても興味深かったです。
【8月5日(火) 茨城県・かすみがうら市】
霞ヶ浦のすぐ近くの志戸崎漁港から、
漁が解禁になったばかりのシラウオをご紹介。
“霞ヶ浦のダイヤ”ともよばれるシラウオ。
新鮮なうちに食べられる地元では、
しょうが醤油や酢味噌で生のモノを食べますが、
さらに地元で作られている“煮干し”も絶品。
うま味がギューッとつまった煮干しは、
そのまま食べてもおいしいし、
すまし汁にしても出汁がしっかり出ておいしい!
中継でもしっかりいただいてしまいました(笑)
ちなみに、
この日の中継でつい口走った
『シラウオはダイヤだけど、小堺は七光り』は、
あとでいろんな人にツッコまれたのでした。
【8月6日(水) 茨城県・稲敷市 浮島地区】
快晴すぎて猛暑の中の中継。
主役は、茨城県が生産量全国一位を誇るレンコン。
実際にレンコン畑(ハス田)の中に入り、
収穫の体験をさせていただいたのですが…
リハーサルの時から嫌な予感はしたものの、
やっぱり本番でも、足が抜けなかったりして、
田んぼの中を移動するのに一苦労…。
転びかけ、レンコンを落とし…
ひっちゃかめっちゃかになってしまいました(苦笑)
ただ、この時期のレンコンを味わう料理。
“レンコンのしゃぶしゃぶ”は絶品!
やわらかい食感なのにサクサク。
甘味が感じられて、非常においしかったです。
地元のお母様方、
JAの皆さんに多数協力していただき、感謝です。
【8月7日(木) 茨城県・石岡市】
最終日の主役は、杉線香!
乾燥させた杉の葉と
地元を流れる筑波山麓の水だけを使い、
作られていく杉線香。
昔ながらの製法で、
水車のパワーを使って杉の葉を粉にしていきます。
↑ 大きな水車。中継はここからスタート。
線香の命でもある香りを大切にした製法。
完成した杉線香は、非常に爽やかな香り。
中継では、その製法を活かして作られた
みかんやヒノキを使った“お香”もご紹介しました。
ご主人の駒村さんは、
寡黙な職人…という見た目なのですが、
線香の製法の事、こだわっている事、
ご自宅にある自慢の“石割桜”の事など
本当に温かくお話してくださいました。
中継終わってからお香を買って帰ってきました。
まだ大事にとってありますが、
いざって時に焚いて、思い出そうと思います。
茨城からの4日間。
『あさイチ』の仲間に加えていただいて、
何回か中継を担当し、
スタジオにもお邪魔しましたが、
まだまだ足りないところも多いなぁ…と。
先輩方のレポートはいずれも人気が高いので、
少しでも追いつけるようにガンバらないといけません。
次の担当は、ちょっと先になります。
また『あさイチ』でお目にかかった時には、
ぜひ応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
最後に。
中継にご協力していただいた皆さんに、深く感謝。
本当にありがとうございました。