岩手~北海道 馬漬けの日々で見たもの。 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

岩手~北海道 馬漬けの日々で見たもの。

ちょうど1週間前、私は競馬漬け。


土曜日の競馬中継を終え、

翌日・日曜日からは、盛岡競馬場へ。

「iちゃんねる・特別版」のロケをしました。


…と、ここまでは、

すでに更新したとおり…



で、そのまた翌日。

14日の月曜日には、

前日に残った分のロケをしてから、

じっくりと盛岡競馬を楽しみました。





この日も

前日からお世話になった皆さんとご一緒。




ふじポンさんは、

出走馬のキャラクターを教えてくれたり、

(テンショウリバイヴくん…絶品です)

松尾さんには、

メインレースの予想を伺ったり。

他にも地元のトラックマン

孤高の◎・大場さんも優しく狙いを教えてくれ、

撮影が終わったスタッフさんとともに

メインレースをじっくりと楽しみました。


声をかけてくださったファンの方も含め、

岩手競馬の皆さんは本当に温かく、

目の前のレースも白熱したものばかり。

ファンとして盛岡に来たときにも

とても居心地のいい競馬場だなと感じたのですが、

改めて、岩手競馬が大好きになりました。


今年は、岩手競馬50周年。

そして、11月にはJBCも行われます。

しっかりと応援していきたいと思います!



メインレースまでレースを見てから、

新幹線で東京へ帰ってきて、

翌日は、朝一の飛行機で北海道へ!

ノーザンホースパークで行われた、

セレクトセール2014当歳を見てきました。







この品のある出で立ちの牡馬。

“アゼリの2014”は、

なんとセリのスタートが1億円!

この日の最高価格・2億4000万円で

「アドマイヤ」の冠名でおなじみ

近藤利一オーナーに落札されました。


セリが始める前の展示から

沢山の人に囲まれて注目されていた一頭。

デビューは早くて、2016年中になります。

この馬がどんなストーリーを歩むのか。

まずは、どうか無事に

競馬場でレースを向かえることができますように。



個人的に好きだった

ルーラーシップの子供などに注目して、

広大な展示会場をグルグルしていました。

気になる仔は、たくさんいたんですが…






特にこの仔。

“トウカイメガミの2014”です。

お母さんのトウカイメガミの血統を見ていくと、

トウカイナチュラル(トウカイテイオーの母)や

トウカイローマン(テイオーの祖母・オークス馬)に

さかのぼる事ができます。


トウカイテイオーも生産している

長浜牧場が誇る“トウカイライン”を持つ馬。

この馬は、1600万円で落札されましたが

こういう馬が活躍してくれるとまた楽しいんです!

競馬場で会える日を楽しみにしています。



セレクトセールの当歳部門は、

お母さんが一緒に来場しているのも特徴。




秋華賞馬・ティコティコタックに会えたり。






阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬・

ピースオブワールドが、

お母さんしている所を見られたり…

これもまた、楽しい。


血統を見て、あれやこれや想像したり、

父母の面影を感じて“おっ!”と思ったり。

見ているだけでも実に面白いんです。



セリ終了後、吉田照哉さんの総括。






『これ以上ないくらいのセリになった』

というお話が出たように

世界中からも注目が集まるセレクトセール。

海外からの参加者も目立つようになり、

高い馬を購入する事も増えてきました。


ただでさえ注目が集まる中、

来年はオルフェーヴル・ロードカナロア

さらには、ノヴェリスト。

世界で活躍した馬達の

ファーストクロップが登場してきます。

吉田さんも

『中身がさらに充実したものになる』

と展望されていました。


来年のセリがどれだけ白熱したものになるのか。

また、外国からの注目はどのように変化するのか。

そして、上に挙げたような名馬の初仔は、

どのような出で立ちなのか…楽しみは尽きません。



夜・21時の便で北海道から帰宅。

さすがに体の面では、ドッと疲れが来ましたが、

精神的にはだいぶ穏やかに(笑)

馬やそれに関わる方々にもらったものは、

これからも競馬の仕事で微力ながら返していこうと。

改めて心に秘める事ができた、3日間なのでした。