4月、競馬観戦記② 皐月賞 | 小堺翔太オフィシャルブログ『ショウタパドック』Powered by Ameba

4月、競馬観戦記② 皐月賞

(その①から続く)


阪神で2週続けて競馬を見た後、

(ちなみに間に、船橋と川崎にも出かけた)

先日の日曜日(20日)は、中山へ。

皐月賞を観戦。



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↑ ワンアンドオンリー


日刊スポーツで書いて、

うまズキッ!でしゃべって

このブログでも発表したとおり

我が本命はワンアンドオンリー


前回プラス10キロ。

そして本番の今回は、マイナス6キロ。

素人目にも絶妙の仕上げに見えたし、

馬の活気も十分で素晴らしいデキに見えました。

(いや、ひいき目もあるでしょうが 汗)

今回はエキサイトもそれほどではなく、

『これは!』と思いましたけれども。


最後は、前走同様の素晴らしい末脚。

ただ前までは届かずの4着でした。

レース後の陣営のお話を

目の前で聴くことができませんでしたが、

橋口調教師も横山典騎手も

相当な手ごたえをつかんだよう。

今日の敗戦は残念ではありますが、

調教師悲願のダービー制覇に向けて、

素晴らしい前進になったように思います。


そして、勝ったのは!



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↑ パドックの歩きはパワフル!


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↑ 引き揚げて来た様子。


イスラボニータ!!

初めての右回り&急坂を克服し、

見事1冠を制したのでした。


新潟2歳Sで生でこの馬を見て、

『今はまだ本気で走っていない面がある』

と陣営の方にうかがったのは、東スポ杯の前の事。

手前をコロコロ変えてみたり、

ゲートをちゃんと出なかったり。

そういう面がある馬が、一戦毎に成長して、

ゲートをしっかり出て先行できるようになり…

なんだか勝手に成長を見守っているような気になり、

今日のレースぶりも楽しみだったのですが、

GⅠを制した姿に何だか感激してしまいました。


『2歳の時には、

怒られているから走ってみよう

という感じがあった』

『エキサイトする面があり、

あえてゲートを出さなかった面も』

蛯名騎手のお話では、

確かに2歳時はそんな面もあったよう。

それでも、

『今日は今までで一番折り合った』

と蛯名騎手が語るように

しっかり成長した姿を見せました。


『フジキセキは、

デビューの時に自分が乗っていた馬。

ラストクロップでこんな馬が出るなんて、

ドラマだなぁ…と。不思議だよね』

自信の故障&引退から19年。

ラストクロップがこうしてクラシックを制する。

蛯名騎手がおっしゃったように、

これも競馬のドラマだなぁと…

また一つ、競馬の面白さを見た瞬間でした。


次はいよいよダービー。

お父さんいちばん出たかった舞台に

孝行息子が向かいます。

府中は実力を活かすには、絶好の舞台。

ぜひ、無事に駒を進めてほしいと思います。



毎週毎週、競馬場に出かけて、

レースに触れるたびに

また、陣営の皆さんに声を傾けるたび、

(ゆくゆくは、自分で聞いたりもしてみたい)

こんなに素晴らしいものを見ているんだから、

番組だったり、原稿に書いてみたり、

はたまたここでご紹介したり。

自分の言葉にしなくてはと思うのですが、

うまく表現できなかったりするたびに

とても歯がゆい思いがしています。

こればっかりは、まだまだ勉強なのですが。

頑張りたいと思います。


明日は、南関東でクラシックスタート!

例年以上のワクワクを持って、

レースを見る事になりそうです。

楽しみです!