6/22繁昌亭の独演会にご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

 

朝から師匠の墓参りに行って線香の火で指先をやけどして、お昼ご飯にうどんを食べて、繁昌亭に入ってリップクリームを忘れてることに気づいたので顔の油を唇に塗って…と、いつも通りの気楽なスタンスで開演を迎えました。

 

これは一つ学習したことで、演者に余裕がなかったらあかんということです。

 

いっぱいいっぱいで決め決めでやるのではなく、ゆとりを持って演者も客観的に楽しんだほうが良いという持論です。



トップの秀都くんからよくウケていました。

 

先日の徳之島の全校生徒9名の学校公演の話をしようと思ってましたが、秀都くんもそんな話をマクラでしていたので止めました。

一席目は「横山大観」

師匠笑瓶の私落語ですが、恭瓶兄さんが笑瓶一周忌追善公演の時にやった会社員の設定に変えるやり方で、今回僕もやりました。

 

こっちのほうが噺(ストーリー)が入りやすいですね。

花丸兄さんはさすがの安定感でした。優しさとまじめさと面白さがある高座でいつも勉強させてもらってます。



僕の二席目「猫の災難」

横山大観もそうですが、この「猫の災難」もお客様の前でやるのは二度目です。

 

二度目ですが、普段から日本酒は存分にいただいてるので、お酒を飲む感覚は百戦錬磨です(笑)。

 

この日もいい具合に酔えました!

だけど難しいネタですね。酔い加減が。一人で酔うんじゃなくてお客さんも酔わすと言うか共感してもらわないといけないので。



てなことで無事に終演を迎えることができました。

差し入れも頂戴しまして、ありがとうございました。



今回のサブタイトル~PHASE3~はリスペクトするヒップホップグループTHA BLUE HARBの曲のタイトルから拝借しました。マクラでザ・ブルーハーブを知ってる人はいますか?と聞くと着物を着た女性がお一人手を挙げてくれました。終演後お見送りの際、その女性に「ブルーハーブ、知ってるんですね?」と声をかけると、「ブルーハーツと間違えてました」って。

あ、そのパターンねww

 

いろいろ楽しい一日でした!