鞍馬の天狗は有名です。

 

一昔前はや映画や小説、テレビの題材にもなっていました。

 
落語のほうでも「天狗さし」や「天狗裁き」などがあります。
 
 
階段の上に山門があります。
 
 
鞍馬弘教 総本山 鞍馬寺と書いてあります。
 
お寺なのですね。
 
この後は車で移動して伏見稲荷大社へ。
 
 
なんか建物に台湾とかのアジア独特の佇まいを感じます。
 
ここは貴船神社や鞍馬寺よりもかなり観光客が訪れるようです。
 
実際、外国人もたくさんいました。
 
 
狛犬ならぬ狛キツネ。
 
 
千本鳥居。
 
鳥居って木の丸太で作ってるんですね。
 
 
天井から雨が落ちてくるので屋根を付けてほしかった(笑)。
 
 
今、古典落語「三十石」を覚えてるのですが、大阪から伊勢参宮を済ませた二人の男。
 
帰り道は近江路をとりまして、京見物を致しましてやってまいりましたのが伏見の寺田屋の浜。
 
な~んて言って噺を進めていきます。
 
そこで気になっていたのが、この「寺田屋の浜」という伏見の船着き場です。
 
大阪の天満の「八軒屋の浜」は既に知ってるのですが、こっちは知らない。
 
インターネットで調べたらまだ寺田屋という船宿があるそうなのでこれは!と思い見学に来ました。
 
 
すると、僕と同じように一人でこの寺田屋を外側から興味津々眺めているおじさんがいました。
 
笑助「落語ファンですか?」
 
おじさん「いえ、坂本龍馬のファンです」
 
笑助「え?坂本龍馬と寺田屋旅館は何か関係があるんですか?」
 
おじさん「坂本龍馬が襲われたところです。手の指を斬られたところだったかな」
 
笑助「え?坂本龍馬ってここで亡くなったんですか?」
 
おじさん「いえ。最期に斬られたのは近江屋で、ここはその前に・・・」
 
笑助「へ~知りませんでした」
 

確かに「刀痕」の看板も石碑もあります。
 
 
そしてここが寺田屋の浜。
 

船着き場で思いを馳せる。
 
当時、ここに十石船や三十石船がひしめき合っていたのか。
 
昔はこのまま川を下って大阪まで行っていたのか。
 
うん、僕も行ってみたい。
 
でも、レンタカーを返さないといけないので船旅は諦めて車で大阪まで戻りました。
 
「三十石」、早く覚えてお客様の前でやってみたいです。