勝手にサッカー批評ブログ

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4節 ブラックバーンVSアーセナル 前回試合の総括

忙しくてなかなかじっくり試合を見る時間が無かった。といってもプレミアもAマッチ期間でお休みだった訳で丁度良い。

やっとナスリとセスクを同時に見れるかと思ったがナスリが欠場。で、前半立ち上がりは代わりにウォルコットが左に入った。そのウォルコット、良い選手だとは思うが…攻撃は素晴らしいが、守備がお粗末といった感じ。そこら辺がセスク、ナスリと比べて見劣る。序盤10分前後にウォルコットの仕掛けから、斜めのパスがファンペルシーへ。この点が入った時点で勝負が決まってしまったのが残念。その後、アーセナルのピンチといえばウォルコットの不用意な攻撃からのカウンターのみで、後半15分にはベンゲルはゲームをクローズしてしまった。

久しぶりに強いアーセナルが見られて、ファンとしては嬉しい反面、内容はさほどでもなかった。

気になった点が一つ。

以前の社会人リーグの前のミーティングでFWが足元でポストを受けて云々…という話題が出たが、やはりサッカーの攻撃の基本は縦コースな訳で、FWのポストが攻撃のファーストチョイスになるのは問題だと感じるわけだ。もちろん縦が無理だから足元という状況なら問題ないわけだ。

そこら辺はプレミアはとてもシビアで、アデバヨールやサンタクルスといった明らかなポストプレーヤーであろうと、最初は縦コースで裏を狙うわけだ。で、それに対してハーフは自分の正面へ真っ直ぐなボールを供給。

無理なら2枚目のトップのポストを狙うわけで、この辺を踏まえて自チームでもポストを要求するなら構わないと思う…だがこないだの話を聞いていると、ポストに当てても云々…当てて落としたらチャンスに…とかいう話題が。それはもちろんチャンスなんだけど順番が違うんじゃないかなと。

前を向いてボールを受けれる場所があるのだから、そこが優先なのは当然のこと。

そうやってサッカーの常識を無視した戦術を優先していると、格下なのに常識をしっかりやるチームにしっぺ返しを受けると感じるわけだ。

プレミア チェルシーVSスパーズ

チェルシーの初戦をみて今年はバラック良いねと思って期待していたわけだが、欠場。

結果、チェルシー中盤と相手中盤でつぶしあいの時間が長く、つまらなかったわけだ。

同時刻で、ミラン戦があったわけだが家のボロいレコーダーだとスカパーの同時録画できないので、泣く泣くミランは諦めてチェルシー戦を録画したのだが、後悔。

結局チェルシーの中盤はデコとバラックしかボール扱いが上手い選手がいないから、その役目をエッシェンやランパードが果たそうとするとなかなかリズムが作れないように思えた。結果、相手とのボールの奪取合戦になって90分間タフな試合が続いたわけだ。

まあ去年まで中盤飛ばして蹴りまくっていたチェルシーなわけで、保持力の高い中盤がいないのは仕方が無い。バラック不在が続くようであれば、デコ下げて以前のサッカーに戻せば?と思うような展開ではあった。

結局、どのレベルになろうともチームの台所事情によってはやりたいサッカーが出来ない場合もあるわけで、その時は台所事情に合わせてサッカーしなくちゃね、ということ。

自分のチームでも同じで散々、偉そうにポゼッションや基点について語っていても消化できる人材がいないなら以前のサッカーを極めていくしか術は無いようにも感じるわけだ。まあその時はその時で、繋ぐサッカー=良いサッカーというわけじゃないから、他の方向で良いサッカーを追求していくしかないと。

ちなみに、プレミアは既にビッグ4が勝ち点を失っている、リーガは2強が、セリエAもミラン、ローマ、ユーべと同じ状況なわけだ。

相手が強ければ強いほど、相手のMFは上手い選手が揃ってるわけで、敵がそういう相手ならひたすら相手のDFラインの裏に蹴って、MFにボールを触らせないのも戦術かもね、と感じる。実際、海外の弱小チームはその戦術で戦うわけで、本当にそういう相手なら勝つためには仕方ない。



ポゼッションの質とFWの動き

ボールを落ち着かせたスローテンポのサッカーをやろうと心がけたら必ず通る道がポゼッションであるわけだ。ただ、何も言わずにいざDFラインでポゼッションをしましょうと言うとどんなチームでも陥る落とし穴がある。

それはボールが無駄に回って、無意味なサイドチェンジが繰り返されるというパターンだ。

「右サイドバック→右サイドハーフ、ここで前が向けないからリターン、そこから逆サイドに展開して、左サイドバック→左サイドハーフ、ここでも前を向けないからリターン…」これが延々と繰り返されるというのは意外とよく見る展開である。が、その間にセンターハーフやFWはボールにあわせて動いていることを忘れてはならない。こういう無意味なサイドチェンジを繰り返すと、いざ攻撃に転じたときに体力の消耗によってサポートの枚数が足りない、というのを経験上知っているわけだ。

まず考えなければいけないのは、どうしてポゼッションをするのか?

要するにハーフが前を向けるように、中盤のフリーを一瞬でもいいから生み出したいわけだ。

その方法としてのポゼッションなわけだから、いざハーフが前を向いたら、その瞬間から攻撃的なパス交換が始まらなくてはならない。そのときにFW2枚がボールサイドに寄っていなくては、ボールを前に運ぶのは不可能なわけだから、当然FWは常にボールサイドにいる必要がある。まあそれを可能にするためにも、サイドチェンジの回数は極力減らすべきだというのがこちらの発想なわけだ。

で、それにあわせてFWは動くわけだが、今のチームの現状はFW2枚がセパレートしている点が問題だと感じるわけだ。相手によってはセパレートでも構わないわけだが、こないだのような常識的な相手であれば、FW1枚+サイドハーフでは攻める術がないということはある程度この間の試合で実感したと思う。まああのレベルがチームの個人技が通用するレベルの境界線なわけだから、そこから先のレベルの相手にはFWは2枚が一緒に動くべきだと考えるのが普通の考え。FW2枚が同時に同じサイドに動くのがセパレートに対して接近型とかユニット型とか言うのだけど、こうすればハーフのパスコースの選択肢が増えるわけだ。で、2枚のFWの1枚はセメタリーコーナーへ、もう1枚はダウンしてくれば、どちらかにはパスコースがあるというのが4バックラインDFの崩し方の古典的な例である。


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