勝手にサッカー批評ブログ -2ページ目

プレミア アーセナルVSニューカッスル

午後はフットサル、その後に軽く飲んでからバイト。少し早く終わったので眠い中、録画していたニューカッスル戦を見た。まあ感想としてはセスクの存在感はすごいね、といったとこ。スポーツニュースの論調だとアデバヨールの献身的プレーから得点…というようになっていたわけだが、実際見れば全く違う展開でセスクが完全に試合の主導権を握っていた。まあ身近なところにセスクもデコもいないわけで、この試合から学ぶべきことは、DFの質の高さだったわけだ。アーセナルの二枚のサイドバックは前がかりにプレスをかけられている中盤を避けて、タッチライン沿いに真っ直ぐのボールを転がした。当然そのボールは誰もいないスペースに転がるわけだが、ベンゲルの仕込みがあったか知らないが、そのボールに対しては必ず流れてきたアデバヨールがDFを背中に背負いながら、キープというパターンが見られたわけだ。でキープしているところにナスリやらセスクやらがカバーに行くわけで、そのパス一本で基点が出来るというのがこの試合の面白いところだった。DFが出すボールの質は決して難しいものでなく、タッチラインに対して平行でかつ、誰もいないところに出す…というだけなわけで、これは誰でも真似できるプレーだと感じた。

後々、その前のプレーを見ていると、ハーフ陣がわざわざ中にシフトして、そのスペースを空けてるように見えるのでやはりベンゲルの仕込みかと。

このDFが出すボールに少しでも角度が付けば、相手のDFが先に触れるわけだから、このパスコースしかないわけだ。普通のDFなら適当に長いロングを蹴るか、後ろに戻すシーンだっただけに、新鮮なプレーであった。

まあ考えてみればこれも攻撃の基本「ダイアゴナルラン+ストレートスルーパス」なわけだ。位置は違えども基本は一緒だね。その後、ニューカッスルはその基点を塞ごうとしてサイドバックにフォアチェックにいった為、中盤にゲームを支配されたとさ。

見てる分には楽しくていいけど実際に相手にやられたらどうしたもんかね。


考えるサッカー

サッカーとは、ラグビーとバスケットを組み合わせたようなスポーツである。…とは自分の尊敬する指導者の言葉である。つまり、サッカーとは自陣にボールがある際はラグビーのように必死に相手のゴールにボールを近づける努力を要し、その後はバスケのようなミスの少ないパスワークが必要であると。

考えようによってはラグビー+バスケと二つのスポーツの思考回路を持たなくてはいけないという複雑なスポーツであるとも取れるわけだ。

当然サッカーにおいて、ボールをいかに上手く扱えるかというのは最重要の課題であると思うが、例えば幼少期からサッカーをやってる・センスがある・身体能力が高いという先天性の要素がそこには組み込まれるわけだ。

中学生なら話は別だが、高校生、大学生、社会人ともなればその成長スピードも著しく遅いこともサッカーをしている人間であれば実感していると思う。では、相手が自分たちよりもボールスキルの高い選手の集まりだったらどうするか?そこで出てくる発想として「考える」というボールスキルとは別の要素を用いるのがサッカーでは非常に有効であると考える。しかし実際に、このような考えるサッカーに馴染みのある選手が少ないというのも事実である。偉そうに語っておいてアレだが、自分自身も、高校生になるまではそんなサッカーに触れた試しはなく、高校で出会った指導者に初めて要求された難題であった。当然、いきなりそれについていけるはずもなく…その指導者には何度も完全に論破された覚えがある。まあそうしていくうちに、自分自身にもそういったサッカー理論が身についていった訳で、今ではその指導者と会うたびにサッカー談義をできるレベルになった訳で、とても感謝している。その力を選手全員が持っているとは非常に有利なことで、その様なチームは「試合中に変化していく力」が高いように思える。当然、そんな脳みそをチーム全員が持っていれば、試合中の会話も、「声出そうぜ」とか「元気だそうぜ」とか抽象的なものだけでなく具体的に、「今はどういう時間帯だから、こうやって攻めていこう」とか「相手の何番がギャップだからそこから攻めていこう」というような意味のあるものになっていくハズである。そうした、「頭を使って強いチームとの差をいかに詰めるか?」がサッカーの楽しさだと思うわけである。

8月27日 中学練習試合

自分がお世話になったチームのコーチに頼み、練習試合を組んでもらった。といっても向こうは高円宮前なのでうちのような無名チームの相手は2年生。一方こっちは失礼の無いように高等部から引退した中3を数名借りてきて試合をしたわけだ。それにも関わらず、完膚なきまでにやられたが、こちらはそう問題だとは思っていない。

当然、フィジカルやチームとしての完成度としても圧倒的に向こうが上だったわけで、向こうは関東の強豪なわけだから歯が立たないことは試合前から分かっていた。ではこの試合の争点は何かというと、「あのレベル相手でもうちのサッカーはある程度は通じるね」ってこと。相手は、自分が選手だった頃から変わることなく、「日本サッカー協会推奨サッカー」を貫いているわけで、当然4-4-2のラインDF。これに対して、うちは圧倒的に相性の良い4-5-1に合宿前から取り組み始めたわけだ。この1トップに対して相手はゾーンで付こうとするからまあ当然無理がでる。で、基点をエッヂ部分に作る所まではある程度OK。その先は1対1の強さでどうにもならなかったわけだが、まあそれを言ってもしょうがない。試合を終えて、チームとしてはある程度のとこまで来たので、次の段階に進もうかね、といったとこ。

せっかく相手してもらって文句いうのもアレだけど、協会サッカーをやってるチームは可哀想だね。仮に代表の監督が変われば、またシステムが変わるわけだ。で、小学生のときからラインDFだとかゾーンマークだとかやってるから基本的なDFの決まりごとが分からないわけだ。この辺りが、日本が弱い理由だと思うわけだけど、まあ弱小チームのお手伝いコーチが何を言ってもしょうがないね。