首都圏外敦放水路 | よこすか人   工藤昭四郎 横須賀市議会議員 

首都圏外敦放水路

三浦半島地域連合で、埼玉県春日部市にある国道交通省関東地方整備局 江戸川河川事務所の首都圏外敦放水路を視察しました。ここは首都圏の洪水を防ぐためにつくられた施設で、地上から116段の階段を下りて行くと、地下神殿とも言われる超圧水槽は、長さ177m、幅78m、高さ18mと巨大な水槽で、地底50mを流れる世界最大級の地下放水路の壮大さを感じさせられました。
利根川、江戸川、荒川に囲まれた埼玉県のこの地域は昔から洪水による被害が多かったそうすが、完成後には被害が大きく軽減されました。
また平成15年に開館した龍Q館では、地底の巨大施設や洪水についてなどが楽しく学べる施設です。
巨大な施設に驚きましたが、ここを見学施設としいて、事前にアプリをダウンロードすると地下に水が溜まる様子が携帯の中で体験が出来たり、ロケ・イベント撮影が可能であったりと稼働していない時の施設の使い方に驚きました。
安心、安全な施設をつくる為には莫大な費用と維持管理費がかかりますが、施設見学により費用を生み出している手法は見習うべきところです。
まさに幻想的な地下神殿でした。