クロアチア徒然 | 小心記

クロアチア徒然

ただいまザグレブ空港で搭乗待ちです。

シベニクからバスで5時間かかってザグレブへ、そこからさらに30分バスを乗り継いで空港に辿り着いた。あの36時間を思えば、もはや楽勝と言える。

そして大荷物での移動の日に雨が降らないだけで、心底感謝している。神様とか、母とか、ばあちゃんとかに。

 

怒涛の日々であったが、合間をぬって観劇もしていたし、コインランドリーで洗濯もしていたし、いろいろしていたので、写真だけでもアップいたします。

 

ブログを読んで応援してくださっている皆さんに、心より感謝いたします。皆さんが思っている以上に、励みになっているのです。

 

どの記事も、だいたい1〜2時間以上かけて書いております。

 

ところで、ようやくイヴァナが写真を送ってくれたので、掲載しますね。

かの怒れる有能な音響スタッフ、フラネがミスしゃっくり帽子を被った記念すべき写真など。

 

フラネとイヴァナとミスしゃっくり。

今、気づいたけどイヴァナはミスしゃっくりのスリッパまで履いとるやないかい!!

昨日、グランドフィナーレのミュージカル「シンデレラ」の開演前に、フラネにミスしゃっくりの缶バッジを渡したら、めっちゃ笑って「サンキュー!サンキュー!サンキュー!」と3回言っていた。そしてハグしてくれた。

 

大はしゃぎ。

 

ワークショップ担当のイーネス。とっても優しくて静かなひと。

もちろんイヴァナにもイーネスにも缶バッジをプレゼントしたよ。

 

 

こちらは開演前。

 

 

イヴァナが時折、「あなた、孤独じゃない?ネグレクトされているみたいに感じていない?他のアーティストとも交流がなくて、一人でランチ食べて。もっと一緒に過ごせたらいいんだけど、悪いわね。」と心配してくれていた。

そんなこと心配してくれるプロデューサーに、これまで会ったことがない。まあ実際に孤独ではあったが、やるべき仕事も多かったし、孤独とはいつもうまくつきあうようにしている。ひとりでツアーを回るというのは、そういうことだ。

他のデュオやカンパニーをいつも少しだけうらやましく思うけれど、2010年にソロでやると決めたときから覚悟は決まっている。

 

それにしてもイヴァナはどうしてこんなに忙しいのに、こんなにデリカシーがあるのだろう。愛すべき私のバースデーツイン(同じ誕生日)。

 

そのイヴァナが土曜日の夜、グランドフィナーレの後の打ち上げパーティに招待してくれた。

あ、その前にいろいろな写真をまだまだ。

 

洗濯物を干すといつも蜂がいっぱいやって来る。

いろいろ考えてみたのだが、洗剤の匂いに誘われていると見た。乾いてくると来なくなるから。

そしてこの洗濯物をうっかり夜じゅう干しっぱなしにしていたら、翌朝雷雨の土砂降りで、全てが台無しになって再びコインランドリーに行く羽目になった。

 

そして私は見事、コインランドリーをオフィスとしてwifiで仕事をやるまくる本物のwifi難民アーティストになれた。

 

いつかのハンバーガー。Polpetta.

 

 

ガービとお父さん。

 

 

スペインとかセルビアから来ていたカンパニーがすごーく素晴らしかった!

廃材で作ったオリジナルの遊具が公園に設置されて、たくさんの子どもたち、大人たち、ティーンエイジャーまでもが夢中になって遊んでいた。

 

これがアーティスト本人。

 

なんか不気味な腕と手のひら。上のてんとう虫に息を吹きかけると、てんとう虫がピョコン!と飛び出すのだ。

 

体重を移動させてボールをちゃんとゴールに移動させる遊具。

 

 

 

 

 

 

同カンパニーの女性。ミスしゃっくりも観に来てくれた。

 

 

 

 

猫も多い。

 

バイクも多いが、スモーカーがほんとうに多くて、子ども連れ赤ちゃん連れの大人でも平気で子どもたちの隣でバカスカ吸っている。私もスモーカーだが、なんだか日本の昭和を見るようで、不思議な気持ちだった。

さらには今日の長距離バス車内でも、何人もの乗客が電子タバコをずっと吸っていて、それはもう驚いた。

 

あと、みんなやたらとアイスクリームを食べている。朝も昼も夜も。大人も子どもも。

さすがにこれは食べておかないといけない気がして、食べた。

 

 

 

ピスタチオとベリー。

 

めちゃくちゃ甘くて、いつもながら3口でもういらないとなった。でも美味しかったし、ベリーは甘酸っぱかったので助かった。ちゃんと全部食べましたとも。

 

 

サーカスキャバレーという名のファイヤーショー。

 

 

 

 

 

一応、アクティングエリアと客席の境界にはロープが置いてあるのだが、かぶりつきの子どもたちのすぐそばまでパフォーマーが来て炎をブンブン振り回すし、すんごい振り回している最中に平気で小ちゃい子がステージ上を横切って走ったりして、何度もヒヤヒヤした。

フェス側も、演者側も、観客も、保護者も、なんだか大らかだし、たくましいし、いいねえと思った。

 

いつかのピザFontana。小さいサイズにしてもなお半分しか食べられないので持ち帰って翌日冷え冷えのを食べた。

 

思ったより分量が多かったので、次回に続きます。

 

ただいま、オーストリアのウィーン空港にて乗り継ぎ待ちです。

ウィーンには2015年に来たっけなあ。

またちゃんと来たいなあああ。

 

クロアチアでしんどい思いをしていた時に、ウィーン在住のモモコさんがとてもあたたかいコメントをくださって、とてもうれしかったし励みになった。

ヨーロッパにも徐々に行ったことのある国=好きな国が増えて、うれしいなあ。

 

 

 

ヤノミ