小心記
photo:Katie Flynn
costume & false eyelashes:VIVID VI-VRANT
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いつも読んで下さってありがとう!
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💖小心ズ 次回出演予定💖

ちょいとお待ちを!
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台湾と日本のコラボ『漢字屋』できたよ!


台湾のパフォーマー、劉(りゅう)くんに出会ったのは、昨年の3月。
女性の相方とふたりで漫才をやっていた彼は、今年1月から日本に滞在している。

なんというタイミング…。
せっかくの留学中にまさかの非常事態に遭遇してしまった彼は、日本語学校にもほとんど行けず、シェアハウスの自室でひたすら「あつまれどうぶつの森」をやっていたという…。

そんなことって!
もしも自分が異国にいて、この状況だったらどうだろう。
どんなに不安で、どんなに孤独で、どんなに無念だろう。

パフォーマーなんだから、何かひとつくらいショーをやれないものか。

そこで小心ズの「ひらがな屋」をアレンジして、我々の共通の財産である漢字バージョンでつくってみることにしました!



昔から大好きな台湾。
才能あるアーティストがたくさんいて、あたたかい人たちがたくさんいる。
若者が元気で、市民がどんどん成熟し、文化芸術も教育も、医療も行政も、あらゆる分野で進化している。心から尊敬している。

その国からやってきた、新しい友達。
日本でひとつでもいい思い出ができますように。

そしてまた、私も台湾に行けますように。
豊かに自由にいろいろなアーティストとコラボができる未来でありますように。

木が増えていくように、友達が増えていきますように。


ヤノミ

コラム連載スタート!

ステップ3に進み、タイタンがお笑いライブを再開し、しかしまた感染者が増え、紫陽花が惜しみなくあちらこちらに咲きこぼれています。

 

 

そう簡単には、なかなか劇場公演やツアーはできないわけで、ほかに今できるありとあらゆることをしております。

 

その一つとして、大学のバスケサークルの後輩である西悠子さんからのご紹介で、なんとコラムを連載させていただくことになりました〜!

ありがとう、ゆっこ〜〜〜〜〜!!!

マネトラガールさん、ありがとうございます!!!

 

コラムのタイトルは、小心ズ、ワールドコメディの旅

 

ただいま旅を封じられている私が、これまでのいろいろな旅を辿りながら書いております。

膨大な量の写真などを掘り起こしております。

ぜひご一読くださいませ。

 

ああ〜〜〜〜、旅に出たい。

3密で、思う存分に集まりたい。

 

まだしばらく我慢ですね。

動画などもせっせと作っております。

 

ケンノスキーはせっせと美味しいランチを作ってくれております。

あのカフェと、あの心優しいマスターのお陰で、自分は正気を保てているのだろうなあと、こっそり感謝しております。ありがとう、ケンノスキー。

 

最近たまたま撮れた、いつになくワル顔のケンノスキー。

 

 

そしてどんな状況でも、ものを創ることはやめられないし、とまらないし、かっぱえびせんはすごいのですね。

どんな時も無駄なことばかり思いつく自分の才能に、「ほんと無駄だね。」って言ってあげたいです。でももはや腹をくくって無駄を生み続ける所存です。

 

 

では、皆さんも引き続きお元気で!

Stay safe, Love & Beer.

 

ひまわりが育っているよ。

 

 

ヤノミ

 

 

 

小心ズグッズ、販売中

裏庭ポストにてご案内してまいりましたが、小心ズのオリジナルグッズを販売中です。

お店の名前は髙橋商店。オンラインショップです。

小心ズのロゴをデザインしてくださったのは、髙橋真史さん。NHK Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」のディレクターさんです!

ツアーや公演がすべてなくなった私たちに何か力を貸せないかと、ご提案くださったのです。

 

ヤノミの隣が髙橋さん!

 

そして光栄なことに髙橋商店の記念すべき商品第一弾として、小心ズグッズをデザインしてくださいました。

このかわいいロゴをご覧あれ!

まさにフィジカルシアター!

まさにオブジェクトシアター!ケンノスキーがやや虐げられている感じがまた、絶妙。

 

5月のオープンから、なんと25%OFFという大盤振る舞いのセールを行っており、お陰さまでたくさんのご注文をいただいております。

なかにはご家族全員分をご注文くださる富豪も!

ヨッ!太っ腹!!

あるいは、どなたかへのプレゼントとしてお買い求めくださる方も!

ヨッ!ナイスセンス!!

 

一枚いちまい手刷りで、髙橋さんが発送まですべて一人で心を込めて行っています。

ちなみにTシャツとトートバッグの色の組み合わせは私が選びました!

(イチ押しはパープルですが、あまり売れてないらしい…。高貴な色だからハードル高いのかしら…。)いちばん小心ズらしいなと思うのは、サックスというやわらかなブルーのものです。元気になりたいひとはぜひ、ひまわり色のゴールドを!

舞台の裏方が好きなひとは、ブラックを!(ロゴは鮮やかなイエローだよ)

素直なあなたはバニラホワイトを!

 

 

この「持ってけドロボー!」価格、オープニングセールは6月8日23:59までとなっております!ぜひぜひこの機会に!人助けだと思って!

 

もちろん、6月8日以降もご注文いただけます。ごゆっくりご覧くださいね。

(そのうち小心ズのLINEスタンプもできるかも!)

 

いろいろな方々がいろいろなやり方で応援してくれています。

相変わらず郵便や宅配便で、いろいろな支援物資が届いています。

ありがとう。

最近では郵便屋さんも「小心ズ様」という宛名に慣れたようです…。

 

この世でいちばん苦手な、何かの申請とか応募とか登録とか、そんなややこしい書類仕事ばかりしており、心身ともにうんざりですが、新作動画などもこつこつと作っております。

先日は字幕の作り方を学びました。

 

きっと無駄なことなんて何ひとつないのだ。

いや、人生なんて、そもそもすべて無駄なのだ。

 

日々を愛してゆこうと思います。

 

ひまわりの芽がでた。

 

 

ヤノミ

 

 

 

 

 

 

新作動画『ひらがな屋』

ひまわりとサルビアも植えて、だんだん夏になって来たので、新たに『ひらがな屋』はじめました。
ぜひぜひご覧くださいね。
そしてぜひぜひチャンネル登録お願いいたします💖

あー、ひらがなって本当にかわいくて面白いよね!

ヤノミ


西藤さんのテレフォンシアター

劇団ハタチ族西藤将人(さいとうまさひと)さんという俳優がいる。

島根在住の彼とはまだ直接お会いしたことはない。なんと366日毎日欠かさず演劇の公演をやり続けるという、ものすごいプロジェクトをしているひとだ。

芸人やミュージシャンでも大変なことだと思うが、演劇人にとってこれはあまりも無謀な、ほとんど不可能と言えるほどのことだ。

 

今年の4月、西藤さんのご尽力により、島根のいろいろな場所で私もスタンダップコメディをやらせていただく予定だった。ご自分の一人芝居との二本立てを組んで、ギリギリまで西藤さんは実現の方法を探ってくださったが、私のほうでツアーを全て断念した。

 

その後も西藤さんは、様々な工夫を凝らして毎日公演をやりつづけていた。

 

4月に入り、西藤さんが「テレフォンシアター」というものを始めた。

電話越しにお芝居を上演するのだ。

折しも巷ではオンライン生配信などがぞくぞくと始まっているのに、「でんわ」!!!

 

自分の「ゆうびん」の発想と似たような匂いがした。

 

島根公演がなくなったために、西藤さんのお芝居もまだ拝見していなかった私は、いち早く申し込もうと考えたが、その頃、ツアーだけでなくありとあらゆる公演やフェスティバルが中止や延期になっていき、心がボロボロになっていた。

いま電話で西藤さんの声を聞いたら、きっと泣いてしまってまともに会話できないだろうと思った。まだちゃんと会ったこともない人間に電話口で泣かれても、西藤さんも困るだろう。

 

西藤さんだけでなく、友人たちの生配信などもまともに観られるコンディションではなかった。オンライン飲み会さえもできなかった。自分なりに動きつづけてはいたが、焦りや悲しみや混乱で、心がずっとジタバタしている。

映画もろくに観ていない。

いま何か才能あふれる素敵なものを観てしまうと、自分の何も無さに打ちのめされそうだから。

 

でも!

そろそろ勇気を出そうと思い、ついに申し込んだ。

 

西藤さんはまず何よりも素晴らしい声の持ち主だ。

深くて濃くて、情緒や説得力のある、まさしく舞台俳優の声だ。

 

対話を何よりも大事に思っている、と彼は言った。

実際にあれこれと近況などをお互いに話す。島根と東京で、電話で。

顔は見えない。

顔が見えないことで安心することもあるのだ。

 

たくさんのレパートリーを持つ西藤さんは、私の好みなども聞いた上で、3つの短編を上演してくれた。

 

西藤さんが最初のタイトルを告げたとき。

それまでのおしゃべりとは打って変わって、お芝居が「開演」した。

 

それはまるで異次元のできごとだった。

それまで自分のボロアパートの部屋にいた私は、突然、劇場にいた。

緞帳が見えるようだった。

 

電話なので、ト書きも語ってきかせながら、一人芝居は進む。

ト書きはあらゆることを説明するわけではない。それでも、景色が見える。主人公の着ている服も見える。町のようす、風、匂いまで届くかのようだ。

 

そのお芝居は、不特定多数の観客ではなく、世界中にただひとり、文字通りいま私だけに向けて上演されている。

友達でも、家族でも、恋人でもない、会ったこともないプロの俳優が、全身全霊で、いまこのお芝居を。

いま生きている肉体と、肉声で。

 

朗読とはまた全く異なる、それは紛れもない一人芝居だった。

そんなことってあるだろうか。

押し寄せる膨大な、そして丁寧なエネルギーに圧倒されながら、スマホを握った手を動かさないようにしつつ、主人公の息遣いや、声の響きや、そして何よりも沈黙に、耳を傾ける。

 

短編がひとつ終わるたびに、私は片手で腕をたたき、声で「パチパチパチ!」と拍手を送った。(拍手が小さすぎる!少なすぎる!もっと大きくてたくさんの拍手を送りたいのに!)

そして少しおしゃべりして、またひとつ、もうひとつ。

 

これは演劇だ。

疑いようもなく、演劇だ。

電話で。

声だけで。

俳優ひとり、観客ひとり。なんてフェアな。

 

「特許とかないんで、みんなやればいいのにって思ってるんです」と西藤さんは言う。でもこれはもう発明だ。

こんな贅沢な公演、誰が思いつくだろう。

感動と、尊敬と、もはや羨望だ。

 

これまでにもトランクひとつで一人芝居をやってきた西藤さん。

私は、バケツひとつでどこでもできる芝居を創った頃の、ふたり小心ズを思い出していた。

 

トランクどころか、電話ひとつで。

身ひとつで。

演劇はできるのだ。そうだった。

 

西藤さんはもはや、売れるだとか流行るだとかではなく、もっともっと豊かで、もっと当たり前の世界を見ているようだった。こんな俳優がいることが、この2020年の希望なのだと強く思う。

 

素晴らしい物語をありがとう。

美しい演劇をありがとう。

すごく感動して、やはり少し焦る。

 

でも私は私なりに、のろまなりに、やっていこう。

そうしよう。

 

いつもなら、いい芝居を観たあとは飲みに行くので、その夜は部屋で缶ビールを1本だけ飲んだ。

 

あと223日!みなさんもぜひ体験してみてください。

お申し込みは西藤さんまで、直接どうぞ。

 

 

 

ヤノミ

 

 

 

 

 

 

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