国税専門官の面接再現について記載します。こうすればDになるという例です。青文字は面接官の質問で()は心の声です。
ノック3回して入室しドアを閉めてからお辞儀。「失礼します」 椅子の横に立って「受験番号~番の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」 どうぞ 「失礼します」
緊張はされていますか? 「はい、少ししています」
でも声は出てたよ笑 「ありがとうございます」
朝食は食べましたか? 「はい、いつも通り食べました」(パンを食べたとか具体的に言った方がよかったのかな…)
では、人となりを見るので緊張なさらないで下さいね 「はい」
自己PRに行政書士の資格を取得したことが書いてあるが、資格試験の道に進もうとは考えなかったのですか? 「いいえ、考えていません。行政書士の資格は大学、大学院6年間で学んだ法律の知識を活かすために受けただけです。国税専門官になりたいという気持ちは強いです」(やべ、練習したことド忘れしてしまった。顔に出さないよう注意しなきゃ)
では、志望動機に国家賠償法の判例を勉強していくうちに国税専門官に興味を持ったと書いてあるが具体的にどのような判例がありますか?(一つ用意したし大丈夫やろ…) 「例えば、最近話題になっているハンセン病訴訟です。」
なるほど 「今までハンセン病の被害を被った人に対して、国賠請求は認められなかったのですけれども今回、初めて被害者に対して賠償を認めた画期的な判決だと思います。」
では、税法関係の判例は? (げ、用意してなかった。たしかにそれが聞かれる可能性あったな…でもお時間くださいって言っても答えわからないから「すみませんわかりませんでした」という風な流れになるに決まってるな。そしたら落ちるしどうしよう…) 3、4秒くらい沈黙
思いつかない? 「今は思いつかないけど何個かあったと思います」
大学で税法とか勉強してなかったの? 「税法の授業は殆どありませんでしたので申し訳ございませんがあまり勉強していませんでした」
やりたい仕事を教えてください。 「資産課税部に所属し、相続税や贈与税についての調査をしたいと考えています」
それは何故ですか? 「相続や贈与は大学、大学院と民法を専攻したのでその知識を役に立てることができるのではないかと考えたからです」 後の方で、法律は知ってて当たり前みたいなこと言われた。
希望の部署に入れなかったら? 「どの部署であっても前向きに取り組むことには変わりありません。様々な部署を経験することでより自分を磨くことができると思います。」
ここまではまだC来る可能性はあったと思います。
納税者がクレームつけてきたとき、どう対応しますか? 「まず、納税者の話を聞き、その上で自分の意見を持ったうえで上司に相談し、最終的には上司の指示に従います」
ということは、基本的に自分で考えるんですね? 「はい。」(なんか違うのかな?)
友達は多い方ですか? 「普通だと思います。中学時代に一人、高校時代に一人、大学時代に二人、悩みを相談し合える友達がいます」
友達とはどういう話をしますか?「趣味の話や芸能関係です。」(知らねーよ、こんなの予想できない。でも顔に出したら落ちるし気をつけないと)
芸能関係って? (やべ、適当なこと言っちゃった。そこ突っ込む?) 「スキャンダル…」(アホか!)
アルバイトとかで年配の方と話す際に気をつけていることは? 「まず、年配の方に限らないけれども相手の立場に立って、自分の行動により相手がどう思うか考えること、後は言葉遣いや礼儀だと思います。」(わからないです…)
質問忘れた→ 「カレー屋のアルバイトしていたとき、オムライスカレーというメニューがあったのですが最初はなかなか上手く作れずたまごを焦がしてしまって注意されたこともありましたが…」
アルバイトで注意されたときどう思いましたか? 「何でできないのか、自分に対して腹が立ちました。」
ストレス発散 (これなら答えられる…)する際に心掛けていることは何ですか? (え?何、心掛けていることってそんなのないよ…)
「悪いことがあっても引きずらないようにすること、もちろん反省はします。あと、趣味の囲碁、将棋をやることです」(全然わからない、答えになってないかも…もう終わったな、D以下確定だな)
自己PRをしてください。 「体力と精神力はあると思います…(行書の試験に受かった経験、修士論文の作成を徹夜でした経験…)述べる」
体力に自信があると言ってますが何かスポーツやってたのですか? 「ジョギングを時々やったり中学時代はテニス部に所属していました。」
テニス部は大会とか出ましたか?役割は?何人くらいいましたか? 「出ませんでした。役割は特にありません。100人くらいでした。」(これ、会話になってないんじゃ…)
大学院の時とか国税専門官を受けましたか? 「2年前受けましたが残念ながら1次不合格でした。」 (首をかしげている、2年前、大学院2回生の時に…て言わないとわからないのかな)
最後にあなたを採用しないと損ですよ?と言ってもう一回自己PRしてください。 (もう一回ってことは最後のチャンスくれたってことかな?)
「(先ほどの自己PRにカレー屋のエピソード加えた程度) 国税専門官になったらたとえどんな困難があってもめげずに努力しますのでどうぞよろしくお願いいたします。」
はい、面接は以上です。 「ありがとうございました。」 「失礼しました」
書いてて準備不足も感じたけど、どうすれば正しい準備ができるのか、あまりよくわからなかった。面接がCなら受かってただけに悔しい。どの道大阪国税局希望だしまず採用は無理だろうけど…助け船を何回か面接官は出してくれたのに生かせずうまく答えられなくてすみませんでした。
追記 2020年の面接再現はここです。バカで全く成長できませんでした。