不妊治療への助成 | 少子化対策を考えるブログ

少子化対策を考えるブログ

勉強しながら対策案を考えます。

今日はこんな記事です。
 
<埼玉県予算案>不妊治療、妻35歳未満の支援を拡大
 
 埼玉県は2017年度当初予算案で、少子化対策の一環として「ウェルカムベイビープロジェクト」に1億9600万円を計上。不妊に悩む人に早期治療を促すため、これまで妻が43歳未満の夫婦を対象にしてきた助成で35歳未満への支援を拡大。助成の上乗せは13都県で行われている。
 具体的には、妻の初回の特定不妊治療に10万円を助成。夫婦そろって不妊検査を行う場合(妻が43歳未満)も2万円を助成し、不妊や妊娠に関する電話相談を土曜や夜間にも行うようにする。
 啓発活動も進め、県内の高校生に不妊・妊娠の知識をまとめた冊子を配布する。
 
体外受精で産まれる子供の数は、日本全体の出生数の数%を占め、割合は年々増加しています。少子化対策として不妊治療は無視できない項目になっています。
 
ただ、不妊治療の成功確率がとても低いこともまた事実です。こちらのページから数字を拾ってみると、体外受精の妊娠率は、30代前半までは35〜40%、40歳で約24.5%、45歳では約6.5%だそうです。これにさらに流産率を考慮すると、出産できる確率は40歳でも20%以下になってしまいます。
 
ある程度お金を投資する価値はあると思いますが、コストパフォーマンスが高いとは言えないように思います。浦安市のようにお金がざくざくある自治体ならいいかもしれませんが、他にお金を投資すべきところはないのかが気になるところです。
 
 

ランキングに参加しています。応援よろしくお願いいたします。

人気ブログランキングへ