麻理子とのメールのやり取りは、
喧嘩別れするまでほぼ毎日続いていました。
しかし、その他のメル友とは、
数回のやり取りでそのまま終わってしまうか、
不定期的に忘れた頃に返事が来る感じで、
なかなか話の進展は見られませんでした
そんな中、一人のメル友が、
少しずつ僕に興味を持ち始めてくれたようで、
短いながらもほぼ毎日、
返事が返ってくるようになりました。
その彼女の名前は・・・『裕恵』
裕恵は当時32歳。
既婚で子供が一人いるとのこと。
その後、徐々に心を開き始めてくれた裕恵は、
『旦那とはセックスレス。
性欲が強いわけじゃないけど、何か物足りない・・・』
と、打ち明けてきました。
そうと知った僕は、
早速アプローチを試みましたが、
『浮気には抵抗がある』
と言って、なかなか逢うまでには至りません。
そんなある日の夜。
旦那さんが出張に行ってるというので、
いつも以上に裕恵からの返信は早く、
チャット並にやり取りしていました。
すると、
『ちょっと、しんちゃんの声、聞きたいな』
と、裕恵の方からリクエストがあり、
子供が寝静まるのを待って、
急遽、電話で話すことに
僕 :『初めまして・・・だね』
裕恵:『初めまして・・・なんか照れるね』
僕 :『カワイイ声だね』
裕恵:『そう?・・・ありがと・・・』
僕 :『まだ逢う気にはなれない?』
裕恵:『逢ってみたいけど、まだ抵抗あるなぁ・・・』
僕 :『逢ってみないと、何も始まらないよ?』
裕恵:『そうなんだけどね・・・』
電話越しでも裕恵の心の葛藤が
伝わってくるようでした。
あまり押しを強くして困らせたくなかったので、
逢うことに関する話は止めて、
少しずつH系の話をふっていきました
僕 :『今、どんな格好してるの?』
裕恵:『今?パジャマだよ.。』
僕 :『え~?ネグリジェじゃないの~?』
裕恵:『持ってるけど、最近着てないな~』
僕 :『じゃ、今、着替えてみて』
裕恵:『え~?・・・ちょっと待って・・・』
裕恵は電話を置き、
受話器からは何やらゴソゴソと音が聞こえます。
裕恵:『お待たせ、着替えたよ』
僕 :『どんなヤツ?』
裕恵:『ピンクのレースでスケスケ・・・』
僕 :『下着は?』
裕恵:『パンティだけ・・・』
僕 :『じゃ、乳首は透けちゃってるんだ?』
裕恵:『や~ん・・・やらしぃ~・・・』
僕 :『ちょっと自分で触ってみて』
裕恵:『え~、なんかヤダよ~・・・』
結局、この日は着替えさせるのが精一杯。
これ以上の一線は越えられませんでした。
しかし、この夜の電話がきっかけで、
この後しばらく、
毎晩23時以降は電話タイムとなるのでした・・・