チャットで百合菜と逢う約束はしたものの、
多分、逢うのは一回だけだろう思っていた僕は、
同時にメル友探しも始めていました
以前は長く付き合える相手を求めてましたが、
辛い別れが続いたこともあり、
もっと気楽に逢えて、
尚且つ、Hが楽しめたらいいかな・・・と方向転換
何人かとやり取りが始まり、
ちょっとH系で盛り上がれるメル友ができましたが、
なかなか逢う約束まで漕ぎ着けません
そんな中、一人だけ自ら、
『逢いたいなぁ~』
と言ってくれるメル友がいました。
その彼女の名前は・・・『麻理子』
麻理子は当時33歳。
二人の子持ちのシングルマザー
『子持ちだと誰も相手にしてくれない』
『離婚してから誰にも抱かれてない』
と、嘆いていました
そんな麻理子に対し、僕は、
『近くだったら、抱いてあげられたのに・・・』
と慰めていました
・・・『近くだったら』・・・
そうです。
麻理子と僕の間には大きな問題が・・・。
それは・・・『距離』
僕は横○、麻理子は○阪に住んでいたんです
付き合うにしろ、H目的にしろ、
ちょっと遠すぎます・・・
なので、半ば諦めていると、
『ねぇ、逢いに行ってもいい?』
と、麻理子の方から言ってきました。
もちろん、来てもらうのは大歓迎。
でも、問題は交通費・・・
行くにしても、来てもらうにしても、
往復でかなりの額になります。
当時、一人暮らしだったので、
近場のホテル代ぐらいなら大丈夫でしたが、
例え、交通費を折半したとしても、
その上、ホテル代+諸々と考えると、
かなり生活が厳しくなってしまいます・・・
すると麻理子から意外な提案が・・・
『交通費は全額出すからいいよ。
泊まる所は、しんちゃん家でいい?』
え?マジ?
交通費、出さなくていいの?
しかも、ウチに泊まるの?
『抱いてもらうなら、そのぐらいしないとね。
しんちゃん家なら時間を気にしないで済むし』
そりゃ~、もう、願ったり叶ったり。
こちらとしては、こんな嬉しい展開はありません
逢うのは翌週の土曜日。
子供の世話をしてから近所の友人に預ける為、、
17時頃に着く新幹線に乗るとのこと
僕は新○浜の新幹線改札口で待つことになりました