人物紹介
◎西野 悠歌(はるか)
みんなには はる と呼ばれている。
◉小林 咲也
少しヘタレ。
◎宮崎 花恋
クラスのマドンナ的存在。
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私は、小さい頃から幼なじみの小林咲也に片想いをしている。
いつからなのかは明確にはわからない。
でも、小学校へ入学しても、中学校へ入学しても、
咲也以外の男子には魅力を感じなかった。
咲也は、結構もてる方で、
でも、本人は鈍感すぎることもあって全く気づいていない。
もちろん、私の想いにも。
そんな彼は、クラスのマドンナ、宮崎花恋ちゃんに片想いしている。
直接咲也に聞いたわけではなく、
ずっと隣で見ていたから、嫌でもわかっちゃうんだ。
どれだけ咲也が花恋ちゃんのことを好きなのかも、
ずっとずっと隣にいた幼なじみの私では、勝ち目がないってことも、
全部全部知ってたの。
帰りのホームルームが終わるチャイムが鳴りったあと、咲也と花恋ちゃんが2人で楽しそうに話をしている。
そんな、咲也の横顔は、ほんとに幸せそうで、
口元がかすかに緩んでいる。
友達「花恋、帰るよー」
花恋「うん、わかった!咲也くんばいばい」
咲也「うん、ばいばい」
笑顔で手をふりあう2人。
そんな2人はすごくお似合いで苦しくなる。
悠歌「咲也、かえろう?」
私たちは、高校生になった今もなお、一緒に登下校している。
幼なじみという立場を使って一緒にいるため。
咲也「おう。」
でも、最近は、ほんとにつらい。
だって、日に日に、咲也が花恋ちゃんに恋に落ちていくの。
その横で私は、そっと咲也に恋をすることしか出来ない。
悠歌「花恋ちゃんかわいいよね。」
ふと、そんなことを言ってみる。
咲也「そーだな。」
そう言って笑いかけてくる咲也。
きっと、私の思いになんて気づいてない。
咲也の横顔をずっとずっと見ているのに。
でも、最初から咲也の幸せしか願ってないから。
たとえ、幸せになるきっかけが私じゃないとしても、
ちゃんと最後は、
昔からずっとずっと隠してきた思いが見つからないように、
横から背中押してあげるから。
誰よりも、かれんちゃんを幸せにしてあげて欲しいの。
それが私の一番の願いだから。
それからしばらくして、夏休みの間に2人は付き合い始めたみたいで、
でも、私は、まだ諦められてないの。
適当な理由をつけて、咲也と会う約束をする。
待ち合わせ場所は、私の好きなクレープ屋さんの近くの時計台。
時間はもうすぐ6時だ。
咲也「ごめん、お待たせ。」
悠歌「遅いよ。」
すこし嫌味っぽく言ってみる。
これも、幼なじみの特権なのかもしれない。
咲也「花恋と話し込んでたら帰るの遅くなっちゃって。」
悠歌「へぇー、リア充自慢ですか。」
リア充ということに反応したのか、顔を赤く染める咲也。
つらいけど、こういうとこも好きなの。
こうやって、つらいことも多いし、胸が痛くて仕方が無いけど、
それでも聞き続けるのは、咲也に会えなくなるよりはまだ少しだけマシだから。
今日のために、いちいち美容院にいって髪を切ってきたのに、
咲也は気づくそぶりも見せない。
今聞きたいのは、終電の時間でも、花恋ちゃんの愚痴でもなくて、
ただただ、このいつもと違う髪型を見て、
「似合ってるよ」
って一言言って欲しかったの。
そんなことがあればあるほど、
咲也が遠くなっていくような気がするの。
もう、咲也はほかの子のものなんだって思うと、
辛くて辛くて仕方が無いの。
お願いだから、もう少しここにいて。
こんなに、痛くて、泣きそうになるくらい辛くなる前に、どこかで手は打てなかったのかな?
私が選んで望んで恋したんだから。
叶わなくても、気持ちが伝えられなくても、
こんな気持ちになれたことを大切にしたいの。
これはほんとなの。
じゃましようだなんて思ってないの。
ただ、好きになった自分に嘘はつきたくない。
会いたくて、こうやって口実つかって会っていて、
でも、なのに、横にいてもこんなに辛くなってるの。
花恋ちゃんよりずっとずっと先に好きになったのになぁ。
でも、私が咲也を好きなのと同じくらい咲也も花恋ちゃんのことが好きなら、
私じゃやっぱりダメだね。咲也を幸せにすることなんてできない。
私は、最初から咲也の幸せしか願っていないから。
だから、2人には幸せになって欲しいの。
誰よりも、大好きだから。
それが、私のなによりの願いだから。
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アトガキ
こんにちは、ららです❥❥❥
今回は、失恋回ということで、
前回書かせていただいた、わたがしの違う視点から見た模様を書かせていただきました。
この子ほんとに可哀想ですよね。
泣けてきます。
はるちゃんにはぜひ、幸せになっていただきたいと思います。
次回は、まだきまっていませんか、
もっとのびのびしたのを書きたいな、と思っています。
またご覧ください。
最後になりましたが、閲覧ありがとうございました。
よろしければ、いいね、コメント等よろしくお願いします☆。.:*・゜
ではでは!