今の時代の戦争、誰が始めても、それは「私戦」にすぎないわけで、プーチンの侵略なんて、まさにギャングが縄張りを広げようと一般人まで殺害しているといった、そんな状況です。


 いかにロシアの名前を使っても、ロシア国民の理解を得ていないというわけで、これは一組織がウクライナという国に戦争を仕掛けた、まさに「私戦」というべきものでしょう。


 それにしても、 世界の共通理解を得て暴力を止める仕組みは、やはり、できていなかったのですね。 


 第一次世界対戦後に国際連盟を、第二次世界対戦後に国際連合を組織して、人類の様々な問題を解決しようとしたのでしょうが、 今回のような暴挙に対処する決定的な仕組みは、やはりできていなかったのです。


 日本のメディアなど未だに、世界の警察官としてのアメリカがどうだとか、そんな調子で解説していますから、国民も国連の意味や存在の意義、可能性や改革などに考えが至りません。


 広く国際世論の承認を得ない武力行使は「私戦」とみなされるべきで、つまり、国際連合という場での話し合いを経ていない争いはすべて「私戦」ということになります。


 国際ルールを無視して「私戦」を行う集団には、武力による取り締まりが必要になる可能性があります。プーチンの暴挙は、まさにその対象です。


 以前から言われているように、「国連軍」という組織が必要です。そうでないと、「核をもたなきゃ」と、うろたえるような国などが出て、核兵器廃絶をはじめ、軍縮がますます停滞します。

 人間の心はそう簡単には進化しません。兵器、軍事力を減らしていくより他に危機回避の方策はないのです。

 ちなみに、「国連軍」は「無国籍」に、と私は考えています。